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2016年03月24日00:56

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最長距離鈍行。

JRダイヤ改正 - 山陽本線普通369M、岡山発下関行"日本最長距離普通列車"に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3910315


https://youtu.be/R3wD5cZXqgo

かつて山陰本線は旧型客車王国で、我が地元の大阪からも福知山線経由出雲市行きなんて列車がバンバン走ってたりしました。
寝台車繋げた鈍行「山陰」なんてのもありました。

そんな中でも有名だったのが、この824列車。
早朝の門司を朝5時台に出発し、終着駅の福知山駅には23時も終わり頃に到着する「ザ・ロンゲスト鈍行」(鉄道ジャーナル誌の同列車特集より)と呼ばれた、熱心なマニアの方には知られた列車だったのです。

約18時間半、500キロ強という長丁場を駆け抜けるため、朝夕ラッシュ輸送・地域住民の足・郵便荷物運搬・始発終列車と様々な役割を一つの列車でこなしてました。
途中で客の増減に合わせて客車の増解結を繰り返し、機関車も途中で交代。

客車はオハ35系と俗に呼ばれる、当時ごく一般的だった普通用客車が中心で、たまに急行用のスハ43系や軽量客車のナハ10系、果ては木造車の部品を使ったオハ61系なんてのも混じってたりしました。
荷物車は上記鉄道ジャーナル誌取材の頃には、スユニ50などの50系新型車になってたようです。
機関車は途中交代も含めてDD51。もっと昔にはDD54やDF50なんてところが牽いてたんやろね。

1984年2月のダイヤ改正で、この列車は出雲市を境に二つに分割されて、その歴史に幕を下ろしたわけです。
昔は特急や急行なんてのは高嶺の花、車や飛行機は長距離移動の手段としては貧弱で、このような長距離普通列車は沢山走ってたそうです。
他の交通機関の発達や、鉄道は新幹線や特急が長距離移動の主役になり、普通の長距離なんてのは珍しい存在になってるのです。

今回は山陰と山挟んで反対側の山陽本線で、7時間かけて走る列車が生まれるとか。
当節風に電車での運転ですが。
またこれで乗り鉄さんの格好の話題が出来るんかな。
一度山陽線の小野田から下関まで普通に乗ったことありますけど、未更新の113系だったかな・・・ちと腰が痛くなった(笑)
7時間乗る人は、車両にもよるけど忍耐いるやろな〜。



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