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2016年03月21日18:05

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ボランティアの旅 2016.03.21

今年7回目の常総でのお手伝い。

都内よりは少し遅れた桜の開花となるんでしょうけど、この街にも春の訪れが其処此処に。
自然が多い分、寧ろ都内にいるよりも春を感じられます。

この日の依頼内容は、越水で大きくひしゃげてしまったビニールハウスの解体です。
チームは前日にも作業にあたり、2日連続の現場です。
前日から参加しているメンバーからのリスクや作業手順の共有があったため、2日目からでもスムーズに作業にあたれたように思います。
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午前中で2棟分(1棟の長さは約50m)の解体が終了。
隣合うハウスの間にトタンの雨樋がある形状に若干苦戦するも、ハウス解体の経験値が蓄積されたチームなので作業も捗りました。
午後は再利用のリクエストがあった部分を丁寧に解体、現場を整理して14時過ぎに終了となりました。

***

休憩中、依頼主さんのお宅にあるトイレをお借りしましたが、お宅の壁には2mを超える位置まで水が流れてきた跡が残っていました。
室内は大工さんが作業をしている形跡はあるものの、床板がむき出しの状態。
その風景からは生活再開には長い時間を要することを想像します。

街を包む春の陽気とは時間の経過を異にして、室内では昨年秋の空気が残っているように感じました。
ただ、街の季節は本格的な春。
農地も作付けの準備が進められています。

ハウスを解体した現場の隣には田おこしされ、水が入れられた田んぼがあり、部外者ながら生活再建の風景に嬉しさを覚えました。
この街は住宅よりも農地が生活再建の前線を引っ張っていくのでしょうか。

そうした生活再建をお知らせする目印のように、田んぼの法面には菜の花が風に揺れていました。
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