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2016年03月20日14:41

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現場を通ってみた。

つい先日の山陽道トンネル火災、八本松トンネルの現場を今朝通ってみました。
トンネル側壁全体に煤が着いたのか若干「もやっ」とした感じで、路面に残る焼け跡は出口から150〜200メートルほど手前にくっきりと残っていました。
トンネル内が暗いとか、緩いカーブの下り勾配だから渋滞最後尾の発見が遅れたとか、さまざまな理由を考えましたが、実際走ってみた感じでは普通に前を向いて走っていれば何ら問題なく停止可能だったと思われます。
居眠りか脇見が直接の原因でしょう。

さて、ニュースのお題にもなってるトンネル火災の際の逃げ方。
まずは避難坑のある長いトンネルの場合。
とにかく避難坑から外へ逃げましょう。
ただし気をつけるのはドアの先が反対車線となってる事がある点。
元気よく飛び出して、車にはねられては脱出した意味がありませんわな。
次は避難坑の無い短いトンネル。
風向きを見て煙に巻かれない方向に向かいます。
場合によっては火の手が上がる方向へ向かわねばならないケースもあるかも知れんですが。
いずれの場合も脱出にあたって身支度を整える必要はありません。
とにかく身軽な状態で落ち着いて行動することが吉であります。
と、ここまでは自分の身を守る話。
次は避難のさいについやってしまいそうな失敗。
避難の際、車はエンジンを切って鍵をかならず「付けて」おきましょう。
ドアも「解錠した状態」で避難します。
これは消火作業や怪我人の救助にあたって車の移動が消防や警察によって行われるのを妨げないようにです。
同じことは地震等の際にも必要なので覚えておいてください。
事故が起こって辺りに煙が立ち込めたり火の手が見えると慌ててしまいますが、そんなときこそ「生き延びるためにどう動くか・他人を自分の残した車が原因で見殺しにしないか」を冷静に考えることが必要になってくると思いますです。




■もし高速トンネルで事故が起きたら 煙吸わず早く出口へ
(朝日新聞デジタル - 03月20日 14:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3907181
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