mixiユーザー(id:2606290)

2016年03月19日09:35

613 view

松井先生お疲れ様でした(暗殺教室)

松井優征「暗殺教室」大団円!4月に4週連続の番外編も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=3905491

月を爆破した超生物。
「一年後には、地球も爆破する。それを止めたければ、一年以内に私を暗殺してみせろ。
しかし、ただ逃げ回ったのでは地球上の誰もが私を殺せないだろう。
椚ヶ丘中学校3年E組の担任ならやってもいい。
そこで、私を暗殺してみせろ」
と言う所から始まった暗殺教室。

当該超生物はとにかく速い。最高速度、マッハ20で動く。
人間の手で捕まえられる速度じゃないし、大気圏でも活動できる。
更に、多少の傷を与えてもすぐに回復する。
完全に消滅させるか、心臓を貫かない限りは終わらない。

国は椚ヶ丘中学校に対して秘密裏に超生物の暗殺の協力を依頼、3年E組の生徒が直に超生物を暗殺する為に協力する事に。
超生物暗殺成功の暁には、賞金100億円を支払うとのことで。

とまあ、こういう書き方をすると、すげぇ重たいストーリーのように思えますが。
フタを開けてみると、ちゃっかり「暗殺」を通じて超生物(殺せんせー)はしっかりと先生しちゃってます。
生徒達が自らの力で地球を破壊する超生物である自分自身を暗殺させる事で、成長させていってます。
その超ハイパースペックを最大限活かして。
生徒達の中間テストや期末テスト、文化祭や体育祭、修学旅行などでも非常に真剣に向き合ってた。
一人一人の生徒の得手不得手をしっかり把握し、一人一人に対してきめ細かい指導を行ってた。
学力だけじゃない。生徒全員が、魅力ある人間に育って欲しいと言う殺せんせーの想いは読者にもひしひしと伝わってきました。
殺せんせー自身、ノリがよくカルい性格と言うのもあって、悲壮さは全く感じさせません。

そして、椚ヶ丘中学校は名門の進学校なんですが、『エンドのE組』と言うシステムを取り入れており、E組に対する差別を学校全体で助長してる。
これは、著しい素行不良や学力で劣る生徒をE組に落とし、山奥の不便な校舎に毎日通学させ、購買や学校の施設の利用など様々な面で差別を受け、他クラスの生徒からも嘲笑うように仕向けていた。
これは理事長の方針として「とにかく実力優先主義。強くなければ生き残れない」「一部の落ちこぼれを常に見ることで、自分はああはなるまいと心に決めるようになる」と言うものもあり、推進されていた(理事長がこんな歪んだ考えになったのは、過去、始めて持った生徒を優しい人間に育て上げた所、当該生徒がイジメに合って自殺したと言う悲しい経験から)

自分達はエンドのE組だから何やってもどうせ無駄、と諦めと倦怠感だけが支配してたE組に真剣に向き合って、彼らが輝くように教育と向き合った殺せんせー。
そして、自衛隊の隊員でE組の担当でもある烏間先生、国に雇われた暗殺者でもあり、E組の英語担任でもあるイリーナ先生(ビッチ先生)
彼らの教育に対する心意気は、本当に考えさせられるものがあります。

まだ見たことが無い方は、是非一度は見てみることを強くオススメします。
コミック、アニメ、どちらでもいいと思いますよ。





1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年03月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031