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2016年03月17日12:22

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政争 第3回・総会

2011年3月末・・・・

この年の、自治会総会は荒れに荒れた・・・

予め、自治会の役員会でおれは、今回の自治会総会の議長を務めることになった
これは、混乱して、議事が進まないから、予め決めておいたほうが良い・・・とおれが、提案して、
自治会の班長会で承認されていた

そして、その日が来た・・・
2011年3月26日・・・

波乱の自治会総会が開かれた・・・

集会所には、人が座れないくらい住民が押しかけていた
この対立の関心さを物語る光景だった

早速、議題に入った・・・

予算の審議、質疑応答・・・と進んで、
役員の選出の時、混乱は極致に達した・・・

怒号が飛び交い、お互いの住民が掴みかからんとばかりに、激しく罵り合った・・・
この問題に加えて、以前から対立した住民同士の諍いも絡んで、さらに複雑になっていた

このとき、反対派は、早くも、手はずを整えていた・・・
さらに、住民を集会所に入れて混乱を煽った

そして、誰が呼んだのか、パトカーのサイレンが近づいていた

さらに・・・
ここで、弁護士が登場したのである・・・
もちろん、この人は住民ではない・・・
反対派の弁護士だった!
ついに、住民ではない第三者の介入する事態になったのである

規則では、総会に住民でないものは参加できない・・・と記載がある
なので、出ていくようにおれが、促す・・・
しかし、この弁護士は、反対派の住民の代理人・・・と称して、立ち去ろうとはしなかった

しかし・・・もはや、収拾がつかない事態に陥っていた・・・

仕方なく、おれは、『流会』を宣言した・・・
そして、主流派の主な人は、退出した
このとき、この会合は終わらせたつもりだった・・・

しかし、反対派は、弁護士を正式な代理人として会合を続けていた
現自治会長・Hさんを解任して、Sさんを、会長に選出した・・・ようだった
ようだった・・・というのは、退出したので、正確な情報がつかめなかったのである

そのころ、この反対派の議決が行われている間、集会所の外で、俺たちは警察官の事情聴取に応じていた
この事情聴取の間、反対派の議決が次々決まっていった

この夜、反対派は、正式に自治会を立ち上げた
この夜、この地域が二分した瞬間だった・・・
このことで、反対派は、『自治会』の名称を使って、文書を発給することになる

以後の反対派の配布した資料によると・・・
会長・Sさん
副会長・Fさん
同副会長・Aさん
会計・Mさん・・・

全員、以前、Tさんと対立した面々が名前を連ねていた・・・

次の日・・・
おれは、ある提案をした
今から、臨時総会を開いて、前夜の反対派の議決を否決するよう・・・提案した
Tさん、Hさんも了承した

これは、住民に事前に連絡していないので、主な主流派だけの会議になった

さっそく、集まった少人数で臨時総会を開いて、議決を執った
・途中だった予算の承認
・Hさんの再任
・Sさんを会長に認めない
・相談役・審議委員長に元会長のTさんを就ける
等を審議して、賛成多数で認められた

そして、この審議内容を住民に知らせるため全戸に配布した

一方、前分館長の任期切れで、おれが就任することになった

そして、上の機関・公民館長に役員名簿を提出したが、これを、公民館長が許可しなかった・・・
それは、反対派が、同じように役員名簿を提出したから、どちらかにしてほしい・・・・
これは入れられない・・・とのことだった

さっそく、反対派は、分館の取り込みを図ってきたのである
この事態で、正式に決まるまで、行事を差し止める・・・との命が下った・・・

地域の行事に参加できなくなった・・・前代未聞の出来事だった
しかし、行事の会議には参加を許された


この事態に、公民館長と親しかったTさんが、事態を説明にいったが、公民館長は聞き入れなかった
あくまで、地域の問題は、地域で・・・との意思は変わらなかった

この事態に、おれは、会長・Hさんに、何か対策を打つよう進言したが、中々、聞き入れてはくれなかった
前述のようになにも、対策を打たなかった

なので、Tさんに相談して、Tさんの横領は事実無根という、文書を作成して、全戸に配布した

その後も、度々、分館長代理として、相手方の、代表の分館長と折衝したが、まとまる気配はなかった
あいては、『団地をよくする会』を立ち上げたAIさんだった・・・
そして、一年もの間、交渉するも、亀裂は深まるばかりだった・・・

『団地をよくする会』を立ち上げたAIさんは、公用の公民館などで、度々集会を開いていた
わが地区にも、集会所があったが、会長・Hさんは使用を許さなかった

この集会所は、県の管理下にあるけど、団地人の使用目的で、代々自治会が管理してきた
今までは、自治会長に使いたい・・・と言えば、誰でも使用できた

しかし、突然、県から、集会所の管理を県に委ねよ・・・との、命令が降った
驚いた、会長・Hさん、相談役・審議委員長・元会長のTさん、おれは早速、県に出向いて事情を聴く・・・

県の言い分は、集会所は、住民全員が公平・公正に使用できるもの・・・
一部の人間だけのものではない・・・との見解だった

事情を説明するが県は聞き入れない・・・
これまでの事情を説明して、わかってもらおうとしたが、その姿勢は冷たいものだった・・・

住民の問題は、住民で解決してください・・・
県はこの件は、介入しない・・・との判断だった

反対派が、県に訴え出たようだった・・・

早速帰って、このことを協議した
ほぼ全員、この県の決定には従えない・・・との、意見だったが、
おれは、これは仕方なく受け入れるべき・・・と、提案したが、却下された
たぶん、強硬してでも、県はカギを渡せと言ってくると思っていた・・・

そして、ある日、裁判所から文章が届く・・・
集会所のカギを県に返すように・・・との文面だった

この瞬間、県から、『この地域は、この住民には任せておけない・・・』と宣言されたようなものだった

主流派は仕方なく、カギを県に返すことになった
これから、集会所は県の管理下に置かれた

今まで以上に、集会所の使用が困難になった・・・
・予約を入れること
・カギを返すこと
・事前に使用内容を記載して提出すること・・・
と、非常に面倒になった

そして、これから、この、『主流派』、『反対派』の主導権争いは、
住民の混乱に拍車を掛けることになる
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