鉄民

ちょっと面白いパニックホラー系の作品を
某リサイクルショップで見かけたので・・・

菅原敬太さんの作品『鉄民』（双葉社）

この作品なのですが、
１巻が出た時にもリサイクルショップで見かけたのですが、
ジャケットの絵がちょっと受け入れられなくて、
パラパラ〜っと見たけれどもスルーしていました。

先日、１、２巻と並んでいたので、
２巻をパラパラ〜っと見てみたら、
かなり面白そうな展開だったので買って読んでみました。

内容なのですが、
人口が3500人ほどの島が舞台で、
そこに住む住人が知らず知らずに
鉄民という機械でできた人間と入れ替わり、
すでに島の住人の1/10ほどが入れ替わり住んでいます。

主人公の女の子も実は鉄民として入れ替わっているのですが、
不良品だったらしく、人間としての心をもっており、
他の鉄民などから襲われたり、
もう一人の主人公と同じ顔をした鉄民が現れたりして、
こういったパニックホラー系が好きな人なら
引き込まれるストーリーになっています。

誰が敵で誰が味方かわからなく、
ちょっと展開が読めないので、
次がどのようになるのか楽しみでしかたありません。

ただ、ちょっと絵のタッチが好みでないというのが
残念なのですけど、続きを楽しみに待つことにします。