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2016年03月15日06:40

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揚げ足取り

「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上生むこと」校長の発言めぐり物議 市教委は処分検討
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3896666

言葉尻を捉えれば確かに「それちゃうよ!」と突っ込みたいところはある。しかし大筋は決して間違っちゃいないのではないか?とも思う。

少子高齢化対策、出生率向上には残念ながら「肉体的欠陥」の為寄与できない「魔法使い」有資格者なオレが言っても却って炎上するだろうが、この校長先生の話は処分されるほどのモノではないのではないか?と思うのだ。

2人以上の子供を産んだ女性は無償で国立大学へ?その部分だけとれば荒唐無稽に聞こえるがこれはたとえ話の一種であろう。

産む産まないのは個別の事情がある。個人の自由選択であり本人達がそれで良いなら他人がとやかく言うことではない。

校長先生はしかし出産を強制している訳ではない。産むことができる人にはしっかり子供を産んで育ててほしい。と言ってるだけだ。

どんなに優秀で見目麗しくても、「オトコ」は男である以上どう頑張っても絶対に出来ない事、それが出産(出来ることはせいぜいコウノトリに願掛けする事)。その「神聖な行事」だけは女性達にやっていただかないとならない。そして、子供が無事生まれたら、今度は子育てに於いては男も一緒に責任を全うせねばならない。その辺りはちゃんと校長先生も抑えている。

かつては夫は外で働き収入を得て妻は家庭家計を守る…というのが規範とされていた様だがその時代にあっても個別の事情は色々あったし妻が働き夫が家事をする夫婦も少数ながら存在したし、家業の為共働きする夫婦も珍しくなかった。

今はもっと価値観も多様化したし夫婦の在り方も色々出て来た。また働き方も変わってきた。一億総中流時代(にあっても富裕層もいたし中流に届かない貧困層もいた)はもはや過去のモノだ。貧困に陥る原因は多々あるが2種類に分けられる。自己責任で何とかなる部分と、自己責任ではどうにもならない部分とに。前者は何とかできても後者はどうしようもできない。

理想を言えば○○、しかし現実は××…世の中の森羅万象に当てはまろう。本件の校長先生の話は「理想を言えば○○」の類ではなかろうか?言葉尻を捉えれば突っ込みどころはあるとしても処分までは必要ない様に愚考する。
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