mixiユーザー(id:7112912)

2016年03月13日20:17

636 view

保育園落ちた日本死ね騒動 〜待機児童問題の根源は貧窮化である



https://www.youtube.com/watch?v=A-X22C3sxUg
さゆふらっとまうんど より

「保育園落ちた」賛同の署名28000人 厚生労働大臣に手渡し 〜匿名の当該ブログがアップされた2月15日から3週間ほどで2万8千件。さすが支配者層都合の騒動です。

http://sayuflatmound.com/?p=21325 さゆふらっとまうんど より


 今、匿名のブログをきっかけに、保育園に子どもを入れることができない親たちの怒りが広がっています。怒りの矛先は、待機児童問題をめぐる安倍総理の国会答弁です。母親らは9日、子育て支援を求める署名を塩崎厚生労働大臣に提出しました。野党側は、夏の参院選で待機児童問題を争点にすることも視野に、攻勢を強めています。

 「保育園落ちたの私と私の仲間だ」として集まったおよそ2万8000人の署名。匿名のブログが、なぜ、ここまで広がったのでしょうか。自民党内では、安倍総理の「初動」に問題があったという指摘が出ています。

 「最初の答弁がよくなかった。女性を敵に回すことになってしまう」(自民党 中堅議員)

 「保育園落ちた、日本死ね。総理、この投稿について、もしかしてご存じありませんか」(民主党 山尾志桜里衆院議員)
 「これ、実際、どうなのかということは、これは匿名である以上ですね、実際にそれ、本当かどうかということも含めて、私は確かめようがないのでございます」(安倍晋三総理大臣)

 安倍総理のこの答弁を受ける形で署名運動は拡大。野党側は攻勢をかけました。

 「落胆ではなくて絶望に近いと思うんです」(民主党 蓮舫代表代行)
 「これは政策のやっぱり失敗だというふうに思います」(社民党 福島みずほ副党首)
 「政策の失敗だとおっしゃっているんですが、失敗ではなくて、福島委員が政権におられたときよりも我々、20万人、40万人と増やしている」(安倍晋三総理大臣)

 安倍総理は、保育の受け皿を増やす目標値を50万人にまで引き上げることや、復職する保育士への準備金の支給など、政府の取り組みを繰り返し説明しました。しかし、保育士の平均月収が全産業の平均と比べ10万円余り低いという現状を前に、野党側は、保育士の待遇改善をしない限り根本的な解決にならないと批判を強めています。9日の委員会でも・・・

 「私は、山尾委員もですね、それから安倍総理も全く同じ方向を向いていて・・・」(塩崎恭久厚生労働大臣)
 「勘弁してほしいと思います。3党(自公民)で決めた子育て支援3000億を後回しにしている政権と、私は同じ方向を向いていません」(民主党 山尾志桜里衆院議員)

 集まった署名は、午後、塩崎厚労大臣に手渡されました。

 「安倍首相ですとか、やじをお言いになった皆さんを含めて、ぜひご覧になっていただければ」

 夏の参議院選挙に向け、自民党内からは態勢の立て直しが必要だという声が上がっています。

 「結果として冷たいという印象を与えてしまった。いよいよ選挙モードだし、子育ての分野もしっかりやっていることをアピールしないといけない」(自民党 閣僚経験者)

 一方、野党側からは、参議院選挙の争点化をもくろむ声も出始めています。

 「(与党が)世論に敏感でないんですよ、数があるから。参院選挙や衆院選挙あるとしたら、我々としてはそこを訴えないといけない」(民主党 安住淳国対委員長代理)
(09日16:29)

最終更新:3月10日(木)7時19分

TBS News i



「保育園落ちた」共感 ネット署名2万7000件 厚労相に提出へ


2016年3月9日 夕刊

 子どもが保育園の入園審査に落ちた憤りを国にぶつけたインターネットの匿名ブログ記事への共感から始まった、保育制度の充実を訴えるネット署名運動の賛同者が九日午後、民主党の山尾志桜里(しおり)衆院議員に国会内で署名を提出した。山尾氏はブログ記事を国会審議で最初に取り上げた。塩崎恭久厚生労働相は衆院厚労委員会で署名を直接受け取る考えを示した。



 署名は九日午前十時半時点で、二万七千六百八十二件に上った。安倍晋三首相あてにも提出する考え。


 ブログの記事は「保育園落ちた日本死ね!!!」。署名運動はネット署名サイト「チェンジ・オルグ」が「#保育園落ちたの私と私の仲間だ」と題し、四日から始めた。ブログ記事に賛同する人が名前や電子メールのアドレス、コメントなどを記入して登録する。 (宮尾幹成)


この「保育園に落ちた騒動」ですが私はこの件で3本の記事を書きました。

・「保育園落ちたの私だ」子育て世代母親ら国会前デモ 〜支配者層都合の主張ですから、先導者がいて誘導されているのでしょう。

・<待機児童問題>問題は保育園が少ないことのではなく、女性が労働力にされていることです。

・「保育園落ちた日本死ね!」とは、貧窮化と女性の労働力化を受け入れている支配者層都合の主張です。〜「保育園落ちた」首相、無視できず

これに関して、「あなたは女性は育児をするものである、という女性蔑視の偏見がある」とのメールが複数来ましたが、一切記事を読んでいないものの主張であることが明らかです。

なぜなら、私は「働くことも育児をすることも自由に選べる社会が健全である」と言っていますので、育児をする選択肢のみを強制しているわけではないからです。

育児に専念したいしたい人はそうできる。
仕事に専念したいしたい人はそうできる。
またはどちらも好きな時期に、好きなタイミングで自由に選択できる。

これらを各々で自由に選べるのが一番いいのです。
これに異論がある人がいるでしょうか?

しかし、現状では仕事をしなければ生活ができないほど貧窮化させられているのですから、「育児に専念する」という自由が奪われているのです。

上記過去記事で言ったように、この騒動の本質は、保育園が足りないことではありません。
そもそも子供が減っているのになぜ待機児童は増えているのでしょうか?

根本原因は「貧窮化」なのです。

それを煙に巻き、「一億総活躍社会」「輝く女性」というプロパガンダで女性の労働力化を肯定し、「育児に専念する」という選択肢を排除する。これらを常態化することこそが今回の騒動の目的です。

支配者層は

・世論自らが「輝きたい=労働力になりたい」という声を上げている。
・世論は貧窮という現状を受け入れている。

という常識の敷設がしたいわけです。

現在、少子化しているのはれっきとした事実なのです。

それにもかかわらず待機児童が「23167人」(待機児童数の算出方法に問題がある主張有り)WS000736保育所等関連状況取りまとめ(平成 27 年 4月 1日) – 厚生労働省より

そして、少子化にもかかわらず、「保育所利用児童数」はどんどん増えています。

何度も言いますが、子供が減っているのに、保育所利用児童数はどんどん増えているのです。
WS000737

保育所等関連状況取りまとめ(平成 27 年 4月 1日) – 厚生労働省よりWS000738

待機児童問題:朝日新聞デジタルより

我々はこの騒動の本質は、「保育所の数や保育士の数が少ないこと」ではなく、育児を犠牲にして働かなくては生活ができない社会環境にされてしまっている事実を認識しなければいけません。

上記グラフを見てもわかるように、「保育所利用児童数」が急速に増えている現状は、「子育ての時間を労働にすり替えられている」ということなのです。それに気付かなくてはいけません。

子供を預けて仕事をしなければ生活ができないほどに、我々から「子供を産み育てる」という「生活時間=人生」が奪われているのです。

この騒動で「保育所の数や保育士の数が少ないことが問題である」といった、すり替えられた原因に目を奪われてはいけません。

我々は事の本質である、戦前、そして戦後70年続く支配体制に気付き、支配者層の社会コントロールに対して直接アプローチを取らなければ、なんら生物としての当たり前の普遍的幸福すら得られることはできません。

そしてその社会環境に生きている現実を直視し、行動に移さなければいけません。

最後に、

匿名の当該ブログ記事がアップされたのが2月15日ですから、まだ3週間ほどです。

http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

WS000739待機児童数の算出方法に問題があるにしろ、平成27年発表の厚生労働省発表の待機児童数「23167人」に対して今回の2万8000人の署名。

そしてマスコミがこの騒動を報道しだしてからはまだ数日であるにもかかわらず、これだけの数の署名です。

早すぎるし、多すぎますね。

さすが支配者層都合の騒動です。



0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する