推定年齢１００歳

テリー伊藤「医者は努力していない」　ネット上では批判の声続々
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昨日かかりつけの皮膚科が、第二土曜日で休診だったため少し遠くの皮膚科を受診した。
そこは以前住んでいたところの近くで、特に悪い評判も聞いたことがなかったのでとりあえず電話してみると、午前９時から１２時までの診療で、受付はなんと午前７時からだという。
込み合うので時間に余裕を持ってきてくださいといわれたのですぐに行く。
まず玄関の戸はガラスの引き戸だった。
下駄箱は木の扉がついていて、中が見えないため何か所も開ける。
待合室に入るとそこは、昔懐かしい昭雰囲気だ。受付の作りといい椅子といい、なんだか時間が止まているようだ。
もちろん看護師もナースキャプを載せれば昭和そのもの。
それに極めつけは黒電話。ベルの音が郷愁を誘う。
待合室にはいろんな年齢の男女が待っている。
さてどんな先生なのだろうかと、少し不安な気持ちで待っていると、診察開始２０分くらい前に、白衣を着た小柄で少し腰の曲がった男性が登場して、「おはようございます。まもなく診察を開始します」といって診察室に入っていった。
推定年齢は１００歳。
いや、それは大げさか。しかし８０代ではないだろうから、９０代であることは間違いないと思う。
軽く衝撃をうける。
名前を呼ばれ診察室に入ると、先生がととても丁寧に患者に接している様子がうかがえてほっとする。
もちろん私にも優しくとても丁寧だった。
薬は受付から出されたが、薬剤師が唯一現代風で化粧も濃い目。
すごい早口で思わず聞き返す。
何か貴重な体験をしたような一日だった。