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2016年03月11日23:46

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政争 第1回・謀略

これは、ある政争に積極的に加担した、とても、とても、愚かな自分の事実の記録です・・・
正義心を振り回し、自分側だけが正しい・・・そう思っていました

一つだけ言い訳をさせていただくこと・・・
うつを患って正確な思考能力ではなかったと思います

多くの敵を作り・・・
多くの恨みを買いました・・・
今は、反省し、もう何も関わっていません・・・


長文になるので、何回かに分けて書こうと思います
この、記録は、ほぼ事実に基づいて記載していきます
回覧した文章・自分の記憶・役員名簿・・・などの記録から記載しています


たしか・・・
始まりは今から10年前・・・
平成18年3月末・・・

このころは、積極的に地域の役員などを歴任していた

『分館』と呼ばれる、行事の地域担当の『長』をしていた
その名を『分館長』といった

行事としては、その地区の運動会・敬老会などを取り仕切っていた

丁度年度末、任期が切れるころで、後任を探していたが、なり手は皆無で、ものすごく困っていた
しかも、うつが辛くて、再任はしたくなかった・・・

そんな時、ある一人の男性が訪ねてきた・・・

仮にAさんとする

話を聞くと、自分の回覧した文章をみて、話をしてみたい・・・
願わくば、おれの後任になって、この地域を良くしたい・・・との内容の話だった

そういえば、役員募集のお知らせの回覧をしていたんだった

しかし・・・
そのAさんの言は、理には適っているけど、あちこちに幻想を含んだ内容に聞こえた
一言で言えば、『机上の空論』だった

おれは、『そんなに、簡単な仕事じゃありませんよ』少し、笑いながらそのAさんに静かに諭すように言った

そして、考えた末、このAさんに後任を任せることにした
まあ・・・他にいなかった・・・という短絡的な考えでもあったかもしれない・・・

自分を相談役として、間接的に参与させること・・・という条件を出した


しかし・・・
おれは、この後、このAさんを『謀略』よって、『分館長』から引きずり下ろすことになる
そして・・・この地域が二分する大騒動の発端でもあった・・・


そのAさんによる、分館長としての活動が始まった
自分は、間接的に参与させること・・・としながら、初めは何もしなかった
困って相談に来たら力になろう・・・と思っていた

そして、何度か相談に来たので、丁寧に相談に乗った


しかし・・・ある時、事件が起こる
Aさんは、『分館だより』という、文章を月に一度回覧していた

初めは、何気ない、活動内容の記載だった・・・
しかし、日増しに、自治会の批判・不満を記載するようになっていく・・・
しかも、分館の活動もおろそかにしていく・・・

その、批判的な内容を見た、多数の人が俺のところに、記載を止めるよう、訴えてきた
今から思えば、この時『おれはもう関係ない』と言い切れば良かったのだが、
責任を感じて、介入してしまう・・・

そして、Aさんを呼び出して、事情を尋ねる

『あなたは、分館の仕事をおろそかにして、何をしているんですか?』と尋ねる

Aさんは『これは、自治会をただすためです』

『しかし、これは、あなたの仕事ではないでしょう?』
ただしたかったら、自治会の役員になればいいでしょう?』
『関係のないことはやめていただきたい!』と強い口調で言った。

しかしAさんは、止めなかった・・・
前にもまして、自治会批判を強めていった

おれの地域の自治会は、とても力のある人が、治めていた

しかし・・・
その実力者が数年前に死去・・・

新しい、どこの派閥にも属さない人Fさんが就任していた

Aさんは、ついに名指しで、自治会批判を始める・・・

批判・糾弾する内容の文章を約400世帯に配布した!
その批判は他の地区まで届いていた

おれの自治会の、威信はがた落ちになった
その状態が1年半続いた・・・

我慢ならなくなったおれは、なんとか、止めさせようと、Aさんに説得を試みた
今から、自治会長に行って、謝罪しようと懸命に説得した・・・
自治会と協力して!と、諭した・・・

4〜5時間話し合って、ようやくAさんは、折れた・・・

そして、まずおれが自治会長に行って事情を説明してくる・・・
と言って別れた

しかし・・・
心のなかでは腸が煮えくり返る思いだった・・・
よくも、おれの言うことを聞かず、好き勝手やってきたものだ!

どうしてもAさんを許すことができなかったおれはとんでもないことを、やらかしてしまう・・・

おそらく、Aさんはまたやるだろう・・・
今は、おとなしくしてても、いずれ自分を裏切る・・・


そう思った、おれは、ある『謀略』を思いつく・・・


『分館長』の上には、『分館長』の上の地区の館長がいる

その人に、もうすぐ、うちの『分館長』は交代します
・・・とかってに言ってしまった・・・
もちろん、Aさんはそんなことは知らない・・・


そして、次に、分館の緊急の会議を開く・・・と称して、
Aさんを呼び出し、自治会役員・分館役員のいる前で、
Aさんの分館長を解任の議決を行った
この後、実力者になるTさんも、事情を話して参加してもらった

今まで散々、批判する文章を書かれてきた、自治会側はもちろん、Aさんの解任に賛成した
そして、根回してあった分館役員もほぼ、賛成・・・

こうして、おれの『謀略』にまんまと、はまったAさんは解任された
初めは渋っていたが、Tさんの鶴の一声でしぶしぶ、解任に応じた・・・

Aさん就任から1年半後の事だった
こうして、自治会は平穏を取り戻した・・・

Aさんにとっては、寝耳に水だったろう・・・

おれは、Aさんにとって、関が原級の裏切り者となった
そして、おれは、Aさんの恨みを一心に背負うことになった・・・

このときは、自分の言うことを聞かず、自分勝手なAさんに辟易していたので、
反省などの思いは微塵もなかった
これでよかった・・・とさえ思っていた

今から思えば、この時まで、本気でAさんは俺を信じていたんだと思います
それを、平気で裏切ってしまった・・・

しかし・・・
これは始まりに過ぎなかった・・・

これから、『分館』、『自治会』を二分する騒動に発展する
長い政争の始まりでもあった
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