mixiユーザー(id:555360)

2016年03月10日23:00

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深刻を越えたバス運転手不足



自分の自宅もよりの駅からバスの時刻表の改訂を見たときの衝撃は忘れられません。

バスが1時間に1本か2本!!、、な、、、なに、これ??

バスに乗る人がそんなに多くないといえばそうのですが、だからといって、これはひどい...

しかし、バスの乗客が少ないこと以外にも重要な理由があったみたいです。

バスの運転手自体が少ないのです。

ちょっと深刻なニュース、、

いや、記事のタイトルは深刻という状況を越えているとまであります。

バス運転手不足は「深刻」さを通り越した
http://www.j-cast.com/2016/03/07260634.html

訪日人観光客らの急増などでバス需要が大きく伸びるなか、乗合や貸切の「バス運転手不足」が深刻化している。

2016年1月に死者15人を出した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故でも、バス運転手の過酷な労働環境や高齢化が指摘されたが、「どれだけ不足しているのかもわからない」(日本バス協会)ほどの深刻な状況に陥っている。


多くの乗客の命を預かり、神経をすり減らす過酷な仕事なうえ、長時間労働を余儀なくされる。しかも給料は安い。こうした労働環境のためか、バス運転手のなり手がいなくなっている。

国土交通省によると、バスの運転手(乗合、貸切の合計)は2014年3月末時点で13万780人。前年比500人増えたが、「最近の10年間はほぼ横ばいで推移しています」という。

その半面、平均年齢は2003年の45.9歳から、13年には48.3歳に上昇。15年3月末は0.2歳上がって、48.5歳だった。全産業平均(42.0歳)を大きく上回り、6人に1人が60歳以上になっている。

そもそも、バス運転手に必要な大型二種免許の保有者が、この10年間に112万人から101万人へと減少したこともある。なかでも59歳以下では、2013年は01年よりも約30%減少。40歳未満のシェアは全体の10%にも満たないほど、高齢化が進んでいる。

技術が高く健康であれば、60代でも従事できる仕事ではあるが、体力や視力の衰えを補うのは容易ではない。有給取得率は全産業平均(年約9日)より高い(年約13日)が、行楽シーズンなどの繁忙日には休みがとりづらい。夜間の運行もあるのでラクではない。

バスの運転手一人あたりの総走行距離も増加傾向にある。長時間労働が顕在化。労働時間数でみると、バス運転手は月間209時間も働いており、全産業平均(月177時間)を大きく上回る。

さらに年間所得額は平均440万円で、全産業平均の469万円を6.18%下回っている。若年層は比較的手厚いが、正社員の割合が2002年の89.9%から12年には69.7%まで低下しており、年齢やキャリアを積んでも増えないばかりか、むしろ待遇面は低下していく傾向にある。

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たしかに、バスの運転手さんは神経をつかって大変だなぁ、とおもっていました。

しかし、これから、日本はどういう社会になっていくのでしょう。

暗澹たる気持ちになっていきますね。

ところで、この記事の写真、、、

「記事の内容とは関係ない」との注釈もありますが背景にあるのは天神コアですね。。

西鉄福岡駅の岩田屋や福岡銀行本店の近くで、以前はよく行っていたところです。

ちょっと懐かしい気持ちになりました..

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