自殺の中3「どうせ言っても」
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生徒が先生を信じなくなったのはいつからだっただろうか?
子供が大人を信じられなくなったのはいつからだっただろうか?
我々大人が子供からの信用を失うようになったのはいつからだっただろうか?
この生徒は弁明をする気が無くなるほど、学校を、教師を、大人を信用していなかった。私はこれがたまらなく辛く、悔やまれる。
「自殺した子はこれからの未来にどんな夢を馳せ、どんな未来を紡ぐ筈だったのだろうか」と、帰宅途中であろう多くの学生を見ながら思った。
しかし、その未来は学校側のずさんな管理によって奪われてしまった。遺族は子と子供の未来まで奪われてしまったのです。
私は未婚で子供すら居ないが、姉の子供が成長していく度に出産、子育て、入園までを見てきた。大変な時期もあったが、やはり子はかわいい。やがて姉の子は小学校、中学校、高校と成長過程を経て巣立っていく。その日を思うと頼もしくもあり、寂しくもある。
それを姉に話した時「あんたそんなんで自分の子供の時は大丈夫なの〜?」と心配されてしまうほどだった。確かに自分の子が生まれた時はこんなものでは済まないだろう。それこそ見た人がどん引きするぐらいのレベルで・・・
今、我々大人ができることは男子生徒の死を悼み、黙祷を捧げ、冥福を祈り、このような悲惨なことが二度と繰り返されることが無いように行動しなければならないだろう。
我々大人は本来、子を産み、育て、その成長を見守ることが役目であった筈だ。
我々大人は変わらなければならない。
子供に胸を張って自分の背中を見てもらえるように。
子供からなんでも相談してもらえるように。
子供から「この人なら信用できる」と思ってもらえるように。
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