mixiユーザー(id:555360)

2016年03月09日22:25

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AlphaGoの衝撃勝利


今年の3月、つまり、ごくごく最近のことです。

韓国のイーセドルは日本の村川九段、中国の連笑九段、日本の井山名人に勝利、、
いまだに世界トップクラスの実力をもっていることを証明しました。

そのイーセドルさんが、、、コンピューターに負けました。orz...

対戦相手はGoogleのAlphaGoです。

【AlphaGo】イ・セドルvsAlphaGo Googleディープマインドチャレンジマッチ第1局 イ・セドル、186手で'衝撃の中押し負け'
http://nitro15.ldblog.jp/archives/47045494.html

'世紀の対決'イ・セドルとAlphaGoが行うチャレンジ マッチの第1局は'人類代表'イ・セドル9段が惜敗した。 イ・セドルは9日午後1時からソウル、光化門(クァンファムン)フォーシーズンズホテル特別対局室で行われた五番勝負の最初の対局を186手中押し負けで渡してしまった。

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「人間の常識と違っていた」人工知能 vs プロ棋士 観戦したプロはこう見た
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-00010004-bfj-sci

初めて囲碁のプロ棋士を破って話題を集めた人工知能「AlphaGo」。ついに3月9日、「世界最強」と恐れられる韓国のイ・セドル9段(33)との初戦に臨んだ。大方の予想を覆し、AlphaGoが初戦を制した。


AlphaGoはDeepMind社(ロンドン)が開発したコンピュータープログラム。Googleが2014年に同社を買収した。

AlphaGoは昨年10月、3度欧州チャンピオンに輝いた棋士と対戦して、5戦全勝。真価を試すために、世界最強と呼び声の高いイ・セドル9段と戦った。

対局はライブ配信され、YouTubeで約10万人が視聴した。中盤まではイ・セドル9段が有利だという見方が大勢を占めていたが、AlphaGoの勝利に終わった。

公式配信番組で対局を解説したマイケル・レドモンド9段は、「大きな驚きだ。 最初はイ・セドルが勝つだろうと思った。中盤は(イに)有利にみえたが、どちらが勝つかわからない状況だった。終盤も複雑だった」と振り返った。

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AlphaGoは、二つの手法を組み合わせている。最先端の計算手法「モンテカルロ木検索」と、人間の神経網にも似た「ディープニューラルネットワーク」だ。前者が打ち手を分析し、後者が局面の判断をする。

数百万のニューロンのような「つながり」を持つ12のネットワーク層が情報を処理する。「policy network」が打ち手を選び、「value network」が勝者を予測する。

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複数の計算手法を組み合わせて打ち手を選択する高度な手法を使っているのですね。

それを実現するGoogleのCloud Systemも画期的なのでしょう。

ともかく一局負けただけですが、すでに十分にインパクトがあります。

近い将来、コンピューターが人間に勝利する日がやってくるかもしれない、、、
とおぼろげながら15年くらい先のことをおもっていたら、よもや、それが今とは。。

世界中の囲碁ファン、世界中の囲碁棋士がショックをうけているとおもいます。

チェッカー、チェス、五目ならべ、将棋などと違い、囲碁はコンピューターより人間が強いというのが囲碁をやっている人間のわずかながらの自慢でした。

人生の長い時間、囲碁をやってきた私も明日からどう生きていくのか、、考えさせられますね。

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