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2016年03月08日02:15

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2016-02-29_霞ヶ浦駐屯地〜ガールズ&パンツァー4DX

今回はツーリングレポートではありません。
また、ガールズアンドパンツァー4DX劇場版のネタバレなのでご注意ください。

休日だが生憎の曇り空、しかしかまわない。前日はツーリングだったし、なによりやっと念願の4DXのチケットがとれたのだ。場所はイオンモールつくば。
ずっと、としまえん(近い)と水戸(ついでに大洗へ行く・3月以降は青春18切符を使える)をチェックしていたが、つくばは盲点だった。
雨は取り敢えず大丈夫そうなので、折りたたみ自転車を持っていく。
バスを使わずに移動できるのは助かる。
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最初の目的地は霞ヶ浦駐屯地。
荒川沖で降りて自転車ならばすぐだ。ここは平日ならば予約無しで見学できる。
守衛さんに見学したいと告げると受付に通してくれる。そこで書類に記入。自転車は受付の前の自転車置き場(駐屯地の自転車が停めてある。)に置いておいていいですよと言ってくれる。(ロードで行っても壁に立てかければ大丈夫)
広報センターは入って右側の建物。係の方はとても物腰が柔らかく感じのいい人だった。
朝霞の広報センターもそうだったが、自衛隊の広報担当の人は皆、とても感じが良いなぁ。
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室内は2階建てで、朝霞のような大規模な施設ではないが、地元に由来した展示物を中心になかなか見応えがある。
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建物裏には、ヘリや戦車が展示されている。
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残念ながら(?)戦後の戦車ばかりなので、戦車道には使えないが。
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60式自走106mm無反動砲なんか(戦後のものだが)タンカスロンに丁度いいサイズ感。
動いている所が見たいなぁ〜

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霞ヶ浦湖畔にある土浦駐屯地は2013年4月より見学は予約制になってしまった。もうその時期が理由を語りすぎているね…
ここは三式中戦車がある。桜の頃に一般公開があるそうだから、チャンスがあれば行ってみたいな。
八九式中戦車の復元もされていてこちらは特別なイベントの時にしか公開されないらしい。公開されたら混みそうだ…
時間まで余裕があるので土浦駐屯地の方を回ってみたが、外からはなにも見えないな。
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花室川を遡ってつくばイオンモールへ。
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フードコートでお昼を取る。お店もいっぱいあってお弁当も食べられるのでお惣菜だけ買ってというのもありかも。

4DXのシアターの席数は普通のシアターと比べるとかなり少ない。これでは席がすぐに埋まってしまうのも仕方ない。
とは言え平日昼目なのに、ほぼ満席なのは大したものだ。STAR WARSより入ってるんじゃない?
最前列の真ん中近くのシートが偶然開いていたのはラッキーだった。最前列って人気無いみたいだが、前の人の頭とか気にしなくていいし、4DXだと煙とかも出るので最前列はかなりオススメなんじゃないだろうか?

初めての4DXでどのくらいのものだろうか?と思っていたが、デモのムービーでも結構揺れてビビる。

映画が始まり早速凄さを実感。シート自体が動くのもそうだが、振動が効果的。
大洗の戦車が順番に登場するシーンだが、戦車ごとに振動の仕方が違う!
これって4DXで上映するのを前提にして作られていたんじゃないかと思ってしまうくらいに、オープニングで掴みはOK。
意外に感じたのがポルシエティーガーの振動が一番ソフトだったということ。もっとガクガクしてるのかと思ったがよく整備されてるんだな〜自動車部優秀だな〜

大洗の市街戦も大迫力。あんな揺れる戦車の中で紅茶をこぼさないのはまず無理だろう!
戦車の揺れ自体もそうだが、迫力があるのが砲弾がかすめるシーン。
風がふいて本当に砲弾が飛んできてるみたい。

風の演出で印象的なのは、継続の登場シーンで爽やかな風が吹いてくる所。
後の「風に誘われたのさ」に掛かって来る。
ミカは意味ありげキャラだがもしかして島田家の人間?
戦い方も単騎で高い戦闘力を見せるのは愛里寿と共通しているし、なにより容姿が似ている。服装こそ違っているので一見そうでもなさそうだが、キャラを書け分ける為に奇抜なキャラデザが多いガルパンの中では意図的とまで思えるほど顔がそっくり。
気になって後で検索してみたら、やっぱりそういう説が出ているらしい。
そうなると二期のボスキャラかな?(各校の現隊長は3年生ばかりなのでみんな卒業してしまうだろうし)

戦車の挙動では冷泉さんの「逃げているけれど逃げきれない感じ」が良かった。
それにしても冷泉さんが有能過ぎる。そもそも彼女がいなかったら大洗の優勝もなかったろうし、キャラが多くてあまり活躍の機会のないあんこうチームの中で風紀員とのやりとりもあって一番スポットがあたっていたと思う。

もう一つはローズヒップの暴走っぷりの迫力があった。普通に映画を見た時はあまり感じなかったがこんなに暴走していたのか!

それにしても大洗での戦闘は迫力があるし、見ていて楽しい。これを見たら現地に行きたくなるのは当然だよな。
最近では大洗に頻繁に通っている。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1416324413&owner_id=25356374
行っているのではなく、休日になると大洗に帰っている感覚かな。

なんで知波単学園がエキシビジョンのパートナーなのかと思っていたが寄港地が隣の県の千葉だから? 設定だと、予備寄港地が館山と銚子らしい。いっそ鴨川にも寄って戦車戦してあげればいいのに…
西隊長は設定だと16歳とあったので2年生だろう。ローズヒップ、クラーラの学年は不明だが、2年だとすると、続編への布石なような気がして期待が高まるな〜

今回もダージリンには勝てずじまい。そんなに強キャラって感じじゃないけどこの先もダージリンには勝てる感じがしないのは面白いと思う。

試合が終わり潮騒の湯のシーン。
(少なくともつくばでは)演出はシャボン玉のみ。いい匂いがしたとか書いている人を見たが、それは訓練されすぎだろう!妄想力が強すぎるよ!
初見の時はこのシーンは必要なのかと思っていたがこれも4DXの為にあったかのようだ。

そして物語が展開。派手なシートの挙動に意識が行っていたが、このパートを挟むことで映画に集中でき、後半の戦闘シーンでも意識せずに自然に4DXの演出を楽しめた。
やはり最初から4DXを前提に構成された展開なんじゃないかと疑ってしまう。

4DXの凄さを最も感じたのが実はボコがボコボコにされるシーン。こればっかりは体感しないとわからない!

上岡小学校のシーンは実際に現地に行ったこともあり感慨深い。
戦車乗りとしては無能だが、生徒会役員としての桃ちゃんはマジ有能。
秋山さんが結構張り切ってキャンプしているのが笑える。
上岡小学校でキャンプのイベントとかやってくれると良いんだけどなぁ〜

そして大学選抜との試合。作戦名を決める会議でエリカが西住ちゃんに対しずっと敵対意識剥き出しなのが面白かった。
カチューシャが副隊長が西側ばっかりと言っていたが東側ってプラウダだけじゃないか?むしろ黒森峰は西?東?
そもそも戦車道的には枢軸国側と連合国側で分けたほうが良いんじゃないのかな?
もしかしたら何か意味があった台詞だったのだろうか?

そういえば、西住ちゃんが磯部さんと呼んだのがちょっと衝撃的だった。
今まで西住ちゃんが、大洗のあんこうチーム以外の人を名前で呼ぶシーンはなかった(いつもチーム名で呼んでいた)はずだ。
あんこうチームには心を開いて次第に苗字から名前で呼ぶようになっていったが、他のチームの人には心を開ききれない。その割に、常に一緒にいるわけではない他校の生徒や、(リボンの武者で)しずか姫たちに話しかけたりはできる西住ちゃんのコミュ障具合がリアルだと思う。
秋山さんのコミュ障具合もリアルなんだよなぁ…そう考えると、まほも、愛里寿もコミュ障気味なんだよな…

クラーラ、ノンナ、ニーナが身を挺してカチューシャを守るシーン。
雨の演出と相まって最高に盛り上がる胸熱シーンだ。外人4コマみたいな顔して見てたんだろうなと思いつつも、これ死なない設定だよね?と我に返る。しかしカール自走臼砲の直撃をくらうクラーラには、いくらなんでも死ぬだろう!特殊なカーボンどんだけすごい防御力なんだよ!とツッコミたくなる。
泣けるシーンだが、思わず笑ってしまう。しかし、ここは作戦会議中にまほに、「信頼と崇拝は違う」と言われたことにに対するアンサーなんだよなぁと思う。
カチューシャの命令に反してでも身を挺して守ろうとする姿は、崇拝ではなく信頼なんだと。
そう考えるとやっぱり泣けるシーンなんだよな〜。しかし特殊なカーボンなぁ〜

そしてエキシビジョン時のミカの「人は失敗する生き物だからね、大切なのはそこから何かを学ぶってことさ。」に対するアンサー。
吶喊するばかりの先輩に疑問を呈する福田。今はまだ未熟だがこの先の成長が期待できるキャラを出すのはやはり二期への期待が膨らんでしまう。

観覧車のシーンもおもしろかった。最後のナオミのスナイプもカッコ良かった。
そういえば、ナオミのパネルが出ているのを見たことがない。店内にあるのかな?
パンジャンドラムと言えば、セーラー服と重戦車だとイギリスが馬鹿キャラなんだよな〜

ところでなんでアンツィオはP40で来なかったんだろうか?
おかげでの大活躍だったけれど、ちょっと地味だった感じが。

お話の時期は9月だろうから大洗の面々は戦車道を初めて半年も経っていないことになる。それにしては成長がものすごいなぁ。戦車の性能は微妙なのに各校のエースに負けない活躍をしている。ところでプラウダ戦って雪降ってたけど何月の話?随分北の方なのだろうが国外?

キャラが多くて敵側がやや物足りない感じもしたが三副官のバミューダアタックはファイアーエムブレムのトライアングルアタックを彷彿させて良かった。
カチューシャ、エリカ、レオポンチームでやっと一人を倒せたくらいの強さは印象的。

ラストの島田愛里寿との決戦は残ったのが西住ちゃんではなく、まほなのも良かった。やっぱり主人公が最強っていうのは面白く無い。
TV版の決勝戦で試合後立てなかった西住ちゃんが、今回はしっかりと立っていたのは成長を描きたかったののかもしれないが、決勝戦のまほと戦う辛さに対し、今回はまほと共に戦う心強さがあったためなんじゃないかと思った。

それにしても4DXは想像以上にすごくて通常料金+1000円というのはかなりお得な価格だと思った。
劇場公開中しか体感できないのは勿体無いよな〜大洗のアウトレットモールにでも(全編じゃなくても)アトラクションとしてずっと設置すればいいのにな〜

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