mixiユーザー(id:1502758)

2016年03月06日23:14

231 view

ボランティアの旅 2016.03.05-06

今年5回目の南相馬小高でのお手伝い。
今回は土日一泊便への参加です。

土日2日間とも同じお宅へ伺いました。
2日も通えば家族とまではいかないものの、遠い親戚ぐらいの感覚も沸き、親近感も生まれます。
そうしたお宅がいくつもあると街全体も好きになるものです。

依頼内容はお宅の裏山の整理。
笹などの下草刈り、古くなった竹を間引く、倒木の撤去などの作業内容です。

木や竹を切り倒す作業は切るよりも運ぶ、積むなどのロジスティックに関わる工程が重要。
今回も軽トラでまとめて運搬、処理の流れを作ったことで全体の見通しもつきました。
今後も各工程のバランスは意識したい点です。

依頼内容の全てには対応仕切れませんでしたが、作業前と比べるとだいぶ明るくなり、時には一緒に手を動かした依頼主さんの表情も明るくなったのが何よりでした。

***

3月となり、俄かに被災地域の各地がメディアに取り上げられる機会が増えました。
土曜日は安部首相が小高駅などを視察したことで、駅前は今まで見たことがないほどの人だかり。
今回の視察が政策にどう影響するのか注視するとともに、小高に限らず被災地域に良い影響を与えることを願うばかりです。
また、テレビ局もいくつか取材に来ており、某有名キャスターによる特番の撮影もされていました。

否が応にも注目を集める時期かもしれません。
そして、発災時は都内にいた僕も多少の被災者であったと言えるかもしれません。

ただ、今なお生活再建途上にある人が当時に想いを馳せる時期と捉え、生活再建の必要がない僕は、今までのように生活再建が必要な人のために波風を立てることなく、朴訥とお手伝いを続けよう。
小高駅前の人だかりを見て、思いを新たに。
フォト



***

避難指示の解除が近づいた小高の街。
土曜日の朝に見た雲の隙間から徐々に姿を現した日の出は、街の現在の姿を表しているようにも思えました。
フォト


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する