mixiユーザー(id:2438654)

2016年02月28日20:57

301 view

ボリショイバレエ in シネマ じゃじゃ馬ならし

2016/2/17 19:30- TOHOシネマズ日本橋

音楽: ドミートリィ・ショスタコーヴィチ
振付: ジャン・クリストフ・マイヨー
原作: ウィリアム・シェイクスピア

指揮: イーゴリ・ドロノフ
管弦楽: ボリショイ劇場管弦楽団

カタリーナ: エカテリーナ・クリサノワ
ペトルーキオ: ウラディスラフ・ラントラートフ
ビアンカ: オルガ・スミルノワ
ルーセンシオ: セミョーン・チュージン

バタバタしていてすっかり時間が経ってしまいましたが、ボリショイのじゃじゃ馬について備忘録的に感じたことを。

とても面白かったです!シェイクスピアのストーリーからできているところはクランコ版と同じだけど、初演が2015年だけあっていろいろとモダン。ショスタコーヴィチの音楽も、まるでこのバレエのために描かれたの、と思うくらいぴったり。マイヨー、さすがです。

ストーリーはまあじゃじゃ馬なんで、女性からするとどーなのよ、というとこもあります。クランコ版ほど男性優位じゃないよと言った知人がいましたけど、私はそこはうーんと思ったな。まあ確かにマイヨー版のほうが女性のキャラが現代的だけど、もっと直接的に女なんて寝ちゃえば大人しくなるもんよ、という筋にとれなくもない。が、クランコ版にしてもマイヨー版にしても、コミカルだし難しいけど楽しい振付がたくさんあるしで、まあ楽しいからいいか!というのが個人的な感想でした。

しっかし、ボリショイのダンサーは本当にみんな上手いし芸達者ですねー。クリサノワ、本当にはまり役でした。勝気だけど本当は可愛いカタリーナを好演。彼女、踊りの質とお顔が少しオシポワに似てるなと思うのは私だけ?あと、ラントラートフのペトルーキオがもう可愛くてかっこよくて。そして私はルーセンシオのチュージンも大好き!気弱でビアンカの尻にひかれるルーセンシオにぴったりでした。チュージンの踊りは本当に柔らかくて優雅でいいわー。

ボリショイ、次の日本公演は3年くらい先でしょうけど、これを是非持ってきてほしい。ナマで観るとすっごいエネルギーだろうな、と思います。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する