世間ではやたらと議員の数を減らせと言ってますが僕はそれに反対です。
単純に逆張りしてるわけじゃないですよ?
詳しく説明いたします。
■議員定数削減は難しいの?
議員の数を減らすのは簡単です。
でも「一票の格差」を言い出すととたんに難しくなります。
両者は相反するのです。
「都会の議員は何十人も出すけど過疎地からは1、2人からしか選ばせないよ!でもまだ一票の格差があるな。さらに過疎地は犠牲になってね!」
……簡単に言うとこういうことです。
自民党はなにもさぼってるから削減しないわけじゃないんですよ。
この前「アダムズ方式で選ぶと血の通わぬ政治になる」って発言したのはこういう意味なんです。
■たった10議席しか減らさないのか?もっと減らせ!
そもそもなぜ議員を減らすのかというと税金の無駄を無くすためですよね?
仮に80議席も減らしてしまったらどうなるでしょう?
きっと官僚が大喜びするでしょうね。
今でさえ年間200本の法案を通して、その予算を審議しています。
議員が少なくなれば審議が不十分になり、むちゃくちゃな予算が通し放題になってしまいます。
税金の無駄をなくすつもりが、逆に税金の無駄遣いを増やす結果になりかねません。
官僚の暴走を止められないんです。
それにごく少数の議員に国の運営を任せるのって独裁になりませんか?
■2012年は議員定数削減を約束に解散したんだろ!自民党は約束を守れ!
はいはい、解散前に少しでも減らすために0増5減を自民党は提案しました。自民党が有利な選挙区から減らしたのになぜか野党は拒否しましたよね?
まず減らすとしてどこから減らせばいいでしょう?
前述の通り、過疎化で苦しむ地域から犠牲になってもらわないといけないのでしょうか?
その説得と調整って大変ですね。
それに民主党以外の野党が納得してもらわないといけません。
日本共産党と社民党は「議員定数削減に昔から大反対」なのですよ。
減らしすぎると共産党が日本からなくなりますが、野党の皆さんは納得します?自民党が削減案を出してきても否決するんじゃないですか?
以上の理由から僕は「議員定数削減に反対」なのです。
メリットよりデメリットが多すぎだと考えます。
自民「アダムズ方式」に難色
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3864361
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