柔らかく 柔らかく まるで時を包み込むように 佇んでいる
それはそれは あたかもそこにいるのが必然のように
陽の光を浴び ちょんと居座っている
まるでそこの場所が 居場所のように
春の日差しを当然のように受け
春の息吹を 胸いっぱいに吸い込んで
優しい時の流れに包まれ
おおらかに たおやかに 時を 刻んでいる
ふわふわと 過ごせることができたなら
こんなかんじかなぁ…
木陰に吊るされたハンモックに身を委ね 好きな詩集本を
読むことなく眺めてるでもなく 胸に抱き
ゆらりゆらり 揺れている
時の過ぎ行くまま…
何も考えず 何者でもなく 何も なにも
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