少年法は撤廃すべし

少年法によって罪を犯した物の素性は隠され量刑は軽くなる。
好ましい法律ではないな。法の下の平等に反する。

未だ若く、分別が付いていないってのは量刑に加味されて良いとは思う。
それと少年法の精神とは別だ。

少年にしても成人にしても、更生出来たか否かが刑罰の基準になるべき。
刑罰は社会更生を目的とした物であらねばならぬ。
でなければ刑を終えて社会に出てもまた犯罪を犯してしまう。
今の刑務所は強制労働をさせるだけで更生施設とは言い難い。
強制労働よりも教育が大切だ。刑罰としての教育だから普通の学校とは違うけどね。

更生して刑を終えたとしよう。今の社会は受け入れ体制がない。
出所者は行き場がなく仕事がなく収入もなくなって再犯する者が出てくるのだ。
それは避けたい。社会全体で更生者を一般人と一緒に生活出来るようにしたい。
それで再犯はゼロにはなり得ないが、少なくは成るだろう。

被害者への慰謝料も必要だと思う。
支払える額の限度まで、場合に拠れば社会復帰してからも支払いの義務を負わすべき。
それもあって、社会の受け入れ体制が求められるのだ。
出所してからの社会活動が管理される部分が出るが仕方がなかろう。

少年ならその親にも責任有りで慰謝料の負担を強いるべし。

そんなこんなが整って、少年犯罪者の実名・顔写真報道が許される。
少年法撤廃に賛成と言っても「明日にでも」とは言えないね。


川崎中1殺害事件　少年法に対し法曹界からも異論が出る
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3862357