日本５４４

拝金主義という言葉を忘れていた。現在の日本資本主義は、中国とアメリカに挟まれた、拝金主義の成せる技であると言い切る事が出来る(笑)。最早、デフレは終わったとされる、安倍総理の言葉が、今朝の新報道２００１で、稲田自民政調会長が出演され、その強調がなされた。一方、１０００円で飲んだくれる居酒屋、２００円のカレー、弁当等・・・やはり、デフレマインドである。先日のスキーバスの事故もバスのプロの運転手が足りないのに・・・安いバス代の所為だとして、デフレが問題だとしている。価格とは、需要と供給のバランスであると・・・日本の教育は、我々に押し付けた(笑)。ならば、このバス価格の問題は、どう解決し、真実を問うのだ(笑)？よく、商売人の言う言葉で、客に頭を下げているのでは、無い・・・その客が持っているカネに頭を下げているのだと(笑)・・・。まさしく、拝金主義である。その人の持っている徳に対して、尊崇の念を表し、頭を下げる事・・・、出来れば、その徳を自分のものにしたいと表す行為が礼徳であると考えていたが・・・。日本の場合は、最早、そうではない文化の中に足を踏み入れているのである。しかし、そのＤＮＡの中の染め付けられた、記憶が、それを露骨に出せる訳でもなく・・・地団駄を踏んでいるのが、日本のデフレマインドそのものではないだろうか？弱肉強食は、資本主義・・・取分け、近代の経済では、当たり前の経済行動である。カネを儲ける為・・・拝金主義の絶対原則は、弱肉強食である。この肉食動物の原則が、今の拝金主義を至上主義とする経済に於いての礼なのだ(笑)。仁義礼智信の仁を拝金主義に置き換えるとこの説明が付く訳である(笑)。しかして、これが、日本人の求めている・・・仁義礼智信の徳なのだろうか？仏教は、最早、その発祥の地でも・・・伝来の為に通り抜けてきた地・・・その地で仏教が、論理的に高められた・・・その地でも、繁栄は無く・・・日本だけに生息している・・・この不思議(笑)。そして、その寺院をたくさんの西欧、中国の人々が訪れているという・・・。しかし、仏教の創設者、仏陀を尊崇している寺院も少なくなっている・・・所謂、仏陀から離れた、仏教も日本には、存在する。弱肉強食に疲れた、人間は、日本の精神性の中に何かがあると勘違いして・・・日本に癒しを求めているのでは、ないだろうか？そこが、これからの日本の強みでなくては、ならないのである。しかし、明治という新時代以来、西欧文明の吸収を国是として、急速に、しかも、永い間、続けてしまった(笑)。１００年余り・・・この文化の中で育った、国民は、変化を常としなければならなかったが・・・この日本の地政学的な面で、そういう文化も中途半端で終わっているのである。個人主義を崇拝するあまりに、団体主義を貶めてしまう・・・日本人とは、所詮、その辺の雑種民族であるとの認識を持ち、いらない、プライドを捨てる事なのか？将又、その文化に固執するのか？その選別の時期にきているのでは、ないだろうか？それを以って、もう一度、民主主義、基本的人権を国際的に創造し直さなくては、いけないのだろう。
日本の教育システムは、しっかりと誤っていたのでは？？？・・・と、最近の国民の代表と言われる、議員連、有識者連を観て感じる(笑)。