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2016年02月20日10:59

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本当に上手い俳優は主役を食ってはダメなんだけどね(笑)。

「日本最強の地味女優」黒木華が『真田丸』で圧勝した理由
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=3860712
もと文部官僚で、(まだ?)映画評論家の寺脇研を批判するつもりはないのだが、本当に上手い俳優は主役を活かす、けっして食わない。

そういう意味では、黒木華が、花子とアンで、ハイボール吉高を食ったとは思わない。

美人女優ではない演技女優というのも正確ではない。俳優がみな美人イケメンばかりだったら、映画やドラマは成立しないのだから。若い頃の大竹しのぶもそうだったのだが、黒木華も、昭和顔ではなく、童顔なだけ。

そういうルックスとは異質のパワーがあるから驚くのだ。黒木華、頭もいいと思うし、自分の見せ方、そのセンスがいい。

内に秘めたエネルギーが過剰で、その突出ぶりが観客や監督を驚かせるのだ。それは逆にいえば、美人女優?というくくりに入るもっとも若い世代の広瀬すずにもいえる。彼女だって、外見よりもかなり異様なまでのエネルギーが内面にあるから、その存在感がきわだっているのだ。

かつて輝いていた映画評論家までが、こんなとほほ!な感想をいうようでは、ホントに困る。観客は無知になっていくしかないじゃないか。
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