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2016年02月16日20:08

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小説「新約とある魔術の禁書目録(インデックス)9」鎌池和馬

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あらすじ
世界は滅んだ。
オティヌスの支配は成就した。
戦いの舞台であるグレムリンの本拠地、東京湾上に浮かぶ「船の墓場(サルガッソー)」は消失した。
それどころか、世界そのものも消えてなくなった。共に来たインデックスも、御坂美琴も、レッサーやバードウェイも当然消えた。
統一された闇の空間。黒一色のそこに、上条当麻だけが残された。その理由はただひとつ。世界の基準点であり、修復点でもある「右手」を持つからだ。
神となったオティヌスにとって、上条当麻はすでに微塵も興味がない存在となっていた。
いつものように、ここから彼の逆転劇が始まる可能生はまったく無い。
ここはそういう世界だった。
そして。
そして。
これは上条当麻の心を挫く物語。

いつもの様な逆転劇がまったくない世界で、上条当麻は絶望に彩られます。
そう、心が折れるほどに。
そこから果たして彼は這い上がれるのか?
結論から言います。
見事に這い上がれるのです。
そう、気持ちのいいほどに。
そしてオティヌスとあいまみえます。
そのあいまみえるシーンに武者震いがして、「上条、なんとかっこいい主人公なんだ」と思ってしまい、興奮しました。
熱い、熱すぎる戦いexclamation ×2
そして上条は心の赴くままに「だったら、俺がお前を助けてやる!!世界の全てと戦っても!!」叫ぶシーンに、感動の余り泣きそうになりました。
そして彼は彼女を助けようとするのだったーー。

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