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2016年02月12日20:38

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英国ロイヤルバレエ ライヴシネマ くるみ割り人形

2016/2/10水 19:00- TOHOシネマズ日本橋

*2015/12/16公演の収録

Conductor: Boris Gruzin
Orchestra: Orchestra of the Royal Opera House

The Sugar Plum Fairy: Lauren Cuthbertson
The Prince: Nehemiah Kish
Herr Drosselmeyer: Gary Avis
Clara: Francesca Hayward
Hans-Peter/The Nutcracker: Alexander Campbell
Drosselmeyer’s Assistant: Luca Acri
Dr Stahlbaum: Christopher Saunders
Mrs Stahlbaum: Elizabeth McGorian
Clara’s Partner: Tristan Dyer
Grandmother: Kristen McNally
Grandfather: Alastair Marriott
Dancing Mistress: Genesia Rosato
Captain: Johanne: Stepanek
Harlequin: Fernando Montano
Columbine: Elizabeth Harrod
Soldier: James Hay
Vivandiere: Fumi Kaneko
St Nicholas: David Donnelly
Mouse King: Nicol Edmonds
Spanish dances:
Christina Arestis, Johannes Stepanek, Tara-Brigitte Bhavnani, Kevin Emerton,
Claire Calvert, Erico Montes
Arabian dances:
Olivia Cowley, Eric Underwood, Nicol Edmonds, Thomas Whitehead
Chinese dances: Teo Dubreuil, Benjamin Ella, Solomon Golding, Tomas Mock
Russian dances: Luca Acri, Tristan Dyer
Dance of the Mirlitons:
Elizabeth Harrod, Meaghan Grace Hinkis, Mayara Magri, Romany Pajdak
Rose Fairy: Yasmine Naghdi
Rose Fairy Escorts:
Matthew Ball, James Hay, Fernando Montano, Valentino Zucchetti
Leading flowers:
Helen Crawford, Hikaru Kobayashi, Emma Maguire, Itziar Mendizabal

ロイヤルバレエのくるみ、ライヴシネマで観てまいりました。これ、以前シアタスカルチャーがライヴシネマをやってくれたときにも観てるのですが、調べたら2012の12月。そのときのキャストは、金平糖の精がロベルタ・マルケス、王子がスティーヴン、そしてハンス・ピーター/くるみ割り人形はリカルド。もちろんドロッセルマイヤーはギャリーさんです。完全に覚えてるわけではないですが、キャストが違うとやはり印象も少し違うものですね。とはいえ、ピーター・ライト版のくるみはプロダクションとして素晴らしい!楽しくて大好きです。

幕開けのクリスマスパーティーのシーンがもう楽しくて楽しくて。さすが演劇の国イギリスのバレエ団、舞台上の人達がコールドに至るまで役になりきってるせいか、ライヴでなくてもパーティーの賑わいが伝わってきます。ネズミと人形の対決ではちびっ子ダンサーも大活躍、演技も踊りも大人顔負けで感心。そのあとのお菓子の国のダンサー達も超豪華だし、何といっても狂言回しのドロッセルマイヤー、ギャリーさんが素晴らしい。踊るわけじゃないんだけど、この人こそがその演技力で舞台全体を盛り上げているのですよね。最初から最後まで全く息つく暇なくキラキラな世界を堪能させていただきました。ありがとう!これ、ほんとに生で観たいなあ。。。セットや上演時期のこともあるし、現地行かないと無理なんでしょうね。

ロイヤルはいつ見てもダンサーが本当に訓練されてて気持ちいいなと思うことが多くて、今回もその例に違わず。でも特に印象的だったのが、Clara役のFrancesca Hayward。前回のライブシネマのときは正直クララ役はほとんど印象に残らなかったのですが、まさに主役だったのねと彼女を観てびっくり。素晴らしいリズム感と演技力で彼女が画面に出てると目が行ってしまいました。顔は似てないけど、演技の感じがコジョカルに少し似ているような。彼女、ファーストソリストなんですね。来日公演ではどんな役をやってくれるのかな。楽しみ!

あと、Rose FairyのYasmine Naghdiも素晴らしかった。彼女はテクニックが特に強そうだけど、それに加えて音楽性も豊か。Rose Fairyの衣装もよく似合ってて美しかったなあ。あ、もちろんローレンは素敵でした。彼女は育ちがよさそうで本当に姫がよく似合います。こういう役柄観るとおっとりしたタイプだなと思うんだけど、実はシャープなコンテもとてもよいのですよね。

とーっても幸せな気分な気分にひたれた素敵なひとときをどうもありがとう。来日公演も楽しみにしてます。

でもね、ライブシネマのバレエは今シーズンはこれが最後らしい。二羽の鳩とラプソディーの予告が入ってて、日本ではこれが観られないんだよねと思ったらとても悲しい気分でした。ロイヤルのライブシネマはいつも人が結構入ってるのになー。TOHOシネマズさん(でいいのかな?)、後半もぜひぜひ上映のご検討をお願いいたします。
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