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2016年02月11日12:20

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映画感想(オデッセイ)

オデッセイ

2016/02/10
京成ローザ10
イースト6 (242人収容)
レイトショー
観客:少なめ (20人くらい)

本当は先日の土曜に観に行こうと思っていましたが、諸般の事情で断念。
11日が祝日なのを利用してレイトショーを。

実はかなり前にムビチケ買っていたのですが、前売り券ってのも良し悪しですね。
ネットなら帰宅途中に席の埋まり具合見て、その時点で鑑賞するかどうかを決められますが、前売り券だと事前に劇場行って席を取らなければならない。
ムビチケ対応の劇場ならばネットで席を確保できるのですか?少なくとも形成ローザでは未対応。9日の帰宅途中に映画館に寄って席の予約をしてきました。

だーれも席予約してないでやんの。一番〜。
確保した席は、前後左右ど真ん中から少し前より。視野の9割をスクリーンが占め、頭自体を動かさないでも全体が見通せる場所です。

当日はさすがに20人?30人?位のお客さんがいました。
これから同伴かと思しきカップルがわざわざ近くにいたのが気になった以外は最高の席でした。

観たのは2D字幕版です。3Dは何度も痛い目見ましたから。
吹き替え版も気になったのですが、3Dしかないみたいだったのでかえって思い切りがつきました。
火星探査中のチームの一人が脱出の際に取り残され、次の母船の到着まで生き延びるための生活と、彼を救出するために知恵を絞る地上の(一部例外を含む)関係者を描いた映画です。



・感想
予告編を見て、期待はするものの実のところちょっと冷めた目で上映を待っていたのですが、いや面白かった。私の好きなタイプの映画です。

大石まさるさんの「水惑星年代記」シリーズとか、あさりよしとおさんの「アステロイド・マイナーズ」とかが好きな人は観て損はないな!と思いました。そういう人はたぶんもう観ているでしょうか?
プラネテス」とか「MOONLIGHT MILE」とかとはちょっとベクトルが違うかな。


まずはじめに、開始数分で「あ、タフブックー」w
これだけでも好感度アップ。
私物のノートPCとか中に入っているソフトとかは各人の趣味が表れている気がして、これもまた面白どころ?

宇宙で使うにはIBM、とか思っていた私は何だったのか?まあモノとしては軍隊とかにも採用されているヨイモノ。
精密機器でありながらあまりそんなこと気にしないですむようなところが好き。
コンバーチブルモデルもあるので、私も現在のCF-C1が寿命を迎えたらCF-C2を狙っています。

「SF版ロビンソンクルーソー」「一人版DASH村」とか言われているとか言われていないとか。
私は趣味の傾向から「冒険野郎マクガイバー」を思い出しました。ありもので何とかするとかまんまじゃないですか(店行って買ってくるわけ行かないから当たり前ですが)。
ダクトテープ(だよね?)大活躍だし。

CMとかにある文句「〜なし」「〜わずか」などの状況から、かなり重苦しい映画になるかと思いきや、本人の性格や特に音楽などに助けられてか、あまり暗くならずに観られたのも好印象です。

最後の最後に、自分の宇宙服に穴を開けて推進力や姿勢制御に使う、しかも噴射しっぱなしじゃなくて状況に応じて穴をふさいぐところとか、ぞくぞくしました。

宇宙船の推進力の選択とか、会話の妙とか、地上クルーやマニュアルの作り方の描写とか、私でさえところどころ「ん?」となるところを差し引いて余りあるくすぐり様です。
個人的にはあるとある問題に対してのクルーの会話「〜なら〜だし、〜しなければいけないし云々」「つまり英語で言うと?」「できるわ」
がツボでした。機器のネーミングに関しては、それこそさもありなんと言う感じでした。


スクリーンでもう一度観たいか?と問われれば「そこまでは・・・」と思いましたが、手元においておきたいタイプの映画です。何度も見返して細かい描写とかまで拾いたいな。

邦題は・・・、それはそれで作品の世界観を表しているのであまり悪い印象はありませんでした。
現題の「MARTIAN」よりは日本人に解りやすいかと。
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