アンチ巨人がいなくなった・・・ね。

客観的にみたらこんな感じかなあと。

「アンチ巨人」は死語？　「くたばれ讀賣」禁止運動も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3839913

まず、一番大きいのはプロ野球中継が地上波でやらなくなった事。
意外とこれは大きい。
昔のプロ野球中継は「巨人対阪神」とか「巨人対中日」とか
とにかく「まず巨人ありき」なんですわ。
まあ、確かに王、長嶋ってとんでもないスーパースターもいたんですけどね。

これだけテレビが巨人推しになってくると、巨人ファンなんざ「巨人こそが球界の盟主」とか思う訳です。某ナベツネさんなんかがよい例ですね。
で、そういうのを見せられている他球団ファンからすればクソ面白くないんですよ。
強い弱いじゃないの。他球団からすればテレビで散々取り上げられて知名度抜群の巨人がキライなの。

ところがONが引退して、原もいなくなり、松井もいなくなって・・・巨人に絶対的なスーパースターがいなくなったと。いや、むしろ他球団に個性的なスターがどんどん出てきたと。
さらに地上波の放送がなくなって、スカパーに移行したと。
こうなってくると巨人ばかりの放送じゃないし、そんなに叩くほどの憎たらしい選手もいないし、むしろ、あの球団のアイツのほうがもっと厄介だし・・・
ま、いいか。巨人叩いても今意味ないし・・・

で、もうひとつ。
巨人の嫌われた理由のひとつに札束で他球団の大物を入団させるっていうのがあった。
でもほとんどベンチとかうまく回せなくて、飼い殺しみたいになってたのが実状で、こないだ無捕まった某清原くんもそれに近いっちゃあ近いからね。

ところがこれとて、最近は
「是が非でも巨人に行きたい」
なんて奴が減ってきた訳で、この札束商法も最近は影が薄いと。

叩く理由がないんですね、アンチとしては。
だから叩いてもつまんないんですわ。暖簾に腕押しで。
だったら、他のチームのほうがえげつない事してるし、標的変えるか?ってなるわな。

つまり巨人そのものがそんなに魅力的なチームじゃなくなったという事なんでしょうよ。
逆にスーパースターが巨人に現れて、しかもテレビが食いついて地上波でバンバン始めたらまたアンチ巨人が出てくるんじゃないですかね。