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2016年02月03日22:03

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誰が『損』をしないか・・。

蔓延る“罠”説・・。

これを反体制的存在や反TPP側による・・という単純な推測に「帰結したい」層がいるが。

大筋合意目前に失脚させることが、TPP潰しの最もベストタイミングだとするなら、
かなり安直だろうね。

本当にTPPを潰さんとするなら、あるいは政権へのダメージを与えんとするなら、
もう少し以前の段階に幾らでもタイミングはあったはず。
いわゆる「暗礁乗り上げ」や「振り出し」にさせる・戻さんとすることが割りと容易なはず。

ほぼ交渉が纏まった“とされる”、調印間近のこの時期は、いわば「時既に遅し」。

じゃあ何故こんな時期なのか・・をよく考察せねばなるまい。

「大筋合意」ということは、もう固まってるわけで、
ここまでの過程や経緯について、秘密材料が山積みな、
史上最も“不健全且つ胡散臭さの頂点”でもあるこの施策について、
今後徐々にベールが剥がされる中、

「なぜこんな内容で了承したのか」
との批判が噴出した時、それを知りあらゆるバーターを行った張本人が
既に失脚していることは大変“都合が良い”。

それについて後から本人に説明を求めても、
「もう応える立場、明かす立場にはない」との口上が一層図られるのと、
一方の後任大臣も「直接の交渉をしていないので詳細まで言明は困難」との
“逃げ”を図ることが出来る。

つまり、これを図ったのは他でもない、「内部」によるものと観る必要があるってことだ。

その内部が政権中枢なのか・・・
あからさまな失脚劇は、下手すれば自爆にも繋がるため安易には出来まいし、
そのような動機付けを自らが容易に構築出来るほど、「冒険と勇気」の力はないだろう。

肝心なキーマンを葬って得するものは誰なのか、ではない・・『誰が損しないか』だ。

TPPの権益は、一部財界であり、その界隈であり、
他方ではあらゆる権益を手中にする『官僚』だ。
纏まりさえすれば、政権そのものが転覆しようがどうなろうが大きな影響はない。
たとえ逆風となりそうな政権に変わったとしても、そう簡単にいじれない条項だからだ。

官僚らは、そう簡単に表舞台に引っ張り上げられない。
上げられたとしても、そこでやりこめられようとも、幾らでも別なポストに就ける。
そしてそのポストはちゃんと用意される。

政権が失脚しようとも、官僚は半永久的にその位置は変わらず、消滅もしない。

その官僚は、日本の官僚は、誰に就くのか・・
自民党でもない、安倍政権でもない。米国だ。TPPの主導役である米国だ。

「米国にへつらう安倍政権」という構図は、単なるごく表層的な面でしかない。
その根っこは、日米合同委員会に観られる、実質的にこの国を動かす官僚達だ。

安倍も自民党も、彼らによる便利な駒でしかない。
「党の利益」や「理念」等という、はした金にしかならない美辞麗句の為に
『手を貸してやってる』だけに過ぎない。

このことで、巷の幼稚な連中らによって左派叩きだの、支持率云々に目を奪われ
舞い踊ってくれることが、彼らにとってどれほど「シメシメな」ことか・・。
彼らにとって、純朴な安倍応援団やら保守やらも、便利で使い勝手の良い駒に過ぎず、
しかも殆どコストがかからない『使い捨て』。

『日本のため』なんかじゃない、どこまでいってもこの国は【役人のため】にあるってことであり、
その上に汁を吸うもっと大きな存在があるってことだ。

そのことに気付かない限り、保守だろうがリベラルだろうが関係ない、
国民皆がバカを見る・・ってことだ。

今夜も官僚らによって、銀座でドンペリの空き瓶が高く積まれる・・ってわけだ。
純粋な国民ネタを肴に・・。。


■甘利氏の元秘書に「労働ビザを口利き依頼」 業者証言
(朝日新聞デジタル - 02月03日 05:46)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3833729
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