ビデオ鑑賞会

２月２日（火）晴れ
　　　
　　　　　　

　　　　　
夫のお誕生日会の後、家族でTSUTAYAへ行き四本借りる。
＊ソロモンの偽証（前編）
＊海街ダイアリー
＊きみはいい子
＊うる星やつら

まずは「ソロモンの偽証」鑑賞スタート。
これが、想像以上に（つか、ぢつはワタクシ全く期待してなかった）おもしろかった。
が！！！なぜ前編しか借りなかったの？？？
うる星やつらなんか（←これまた酷い言われよう）借りるくらいなら後編借りてよっっっ！
同じくあまり期待していなかったとみえる娘「もしおもしろくなかったら後編見ないだろうと思って・・・」
いやいや、おもしろくなかろうが前編だけしか見ないってのはありえんでしょ。
きーーーーっ！！気になるやないの。
まあいいでしょう。
『まえだまえだ』のおにーちゃんが少し太り気味なのは気になるが、いかにもクラスにいそうな男子を好演。
早く後編を見たい。

『まえだまえだ』といえば弟おーしろー君の出ている『海街ダイアリー』、いってみよー。
ワタクシと娘は映画館で見たのだが、見ていない夫の希望によりチョイスされた。
二度目でも、同じ所で涙がつつつと流れる。
「次の桜のシーンがいいのよ！！！」と言いたいのだが、それまでにさんざん「うるさいっ！」と怒られているので我慢する。
そうよね、見た人が解説するのムカつくよね。わかってますわかってます。
でも、言いたいから言う。
「ここっ！このシーン！！！」
「うるさいっ！」
この映画のおかげでワタクシ、綾瀬はるか嬢のことも長澤まさみ嬢のことも見直しましたよ。
そして、今一番の注目女優さんは広瀬すずちゃん。
よって、「ちはやふる」の試写会、応募しまくってます。

「きみはいい子」
これはね〜〜〜
娘が映画館で見て「すごく良かった。あたしの去年の邦画ベスト５に入る」と言っていたおススメの一本。
でも、母は少し気が重かった。
というのも、今も昔も変わらずにニュースで取上げられている児童虐待が含まれる話だから。
ワタクシは、以前これを本で読んでいて、せつなさとやりきれなさと、そしてこれが一番辛い感情なんだけど、無力感に苛まれるという記憶が残っていたから。
本は、５つの短編から成り立っていたが、映画はそれを組み合わせ絡め合わせている。
高良健吾君は、ホントにお上手。
横道世之介で「すげ！」と思って以来、一目置いている。
一目置き過ぎて（どういうこと？）「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は見られない。
「せつない」演技をされるのがつらいから。
ワタクシ、せつなくなりたくないのだ。
つか、やっぱり俳優さんはすごい。
自閉症児の子は、ホントにそういう障碍を持つ子か（よくあるじゃない？リアルさを追求だかで、ホントに障碍を持ったお子さんを起用するケース）と思っていたら、NHKの「ぼんくら」に出てた綺麗なお顔した男の子だった。
天才か！？
見終わった後、しきりにやたらに感想を聞きたがる娘であったが、母の口は重い。
やはりテーマが虐待、障碍、高齢（痴呆）となると、単に正義感だけ振りかざせる若さは、もう母にはないのだよ。
虐待は許せん！とニュースを見るたびに怒りまくるが、でも、自分の子育てを振り返って「可愛い可愛い」「大事大事」「大切に大切に」だけだったかと言われると自信がない。（・・・ママっ！！？？）
障碍のあるお子さんに、上手に接することができるか。
自分の心の底にある「大変ねえ〜」という同情心が、「あたしには無理」というところから来ていることを誰よりも自分が知っている。
高齢の親のことも然り。
結局、どの問題にも正面からぶつからない自分を責められるようで心が痛いのだ。
だからむりやりイチを抱きしめて自分をなぐさめる・・・

「うる星やつら」は？
一度目は、見始めて即、寝落ち。これは娘も同時期。
二度目もほとんど同じ箇所から寝落ち。
起きたら終わってた・・・
娘が「ラムちゃん、かわいい」と呟いておりました。以上！