mixiユーザー(id:28208433)

2016年01月30日22:10

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しくじり先生〜俺みたいになるな!

と!

題しましたこの日記なのですが・・・。

正直、書こうかどうか、公開範囲どうしようかって迷ったんですよね。

ただ、マイミクさんの中には若い方もいらっしゃいますし
私の経験が少しでも今後の人生を生きる上での
参考になればと思いまして。。。

この場をお借りしてお話させていただくことにしました。
長くなりそうなのでお手すきの際にじっくり読んでもらえると嬉しいです。


さて、私、元原は先日、
裁判所の債権者集会に行って参りました。
そこでの手続きを持って自己破産の免責を受けてきました。

長かったですわ・・・。ここまで至るのにいろんなしんどい思いを
してきたんですよ。

とりわけお金のやりくりにはここ数年、頭を抱えつつ
「なんとかせねばなんとかせねば・・・!」という
勢いでした。

結果として破産に至ったわけですが肩の荷は完全に
降りた気持ちになり、ホッとしております。


そもそも、なぜ自己破産に至ったかというと
数年前に知り合いにお金を貸したことが
そもそもの始まりです。
最初は10万程度だったのですがそれの返済が
滞り、やがて自分で会社を立ち上げてお金を回していきたい
という事で資金ぶりに駆りだされて
次々とお金を貸して行ってしまったのです。


今思うと「無心され続けた時点でおかしいと思わなかったのか?」
と、自分に問い詰めたい気分ですね。
私の「お人好し」と「無知」が招いた人災でした。


結局、そいつは地方に高飛びしてまともに取り合うことも
なくなりました。よくある話ですね。


それから、その借金は私の名義ということで
返済に追われ、貯金はみるみるうちに減っていき
焦りから詐欺に引っかかったり、家族に迷惑をかけることも
ありました。


本当に今思うと「アホやなぁ。自分」と思いますし
管財人である弁護士の先生にもこんこんと説教をされました。


一時期は本気で「死にたい」「生きる価値なんかない」
なんて思い、このまま消えてしまえればどんなに楽かと
考えたものです。

そんな私をいろんな方が手を差し伸べて助けてくれました。
今、こうして生活出来ているのはそういう方々の支援が
あればこそだと思います。


中でも、借金問題の頃からお世話になっている弁護士の
先生がおっしゃった言葉は今でも忘れません。

「自分さえ潰れなければどうとでもなる」
「もし死にたいと思ったら今まで関わってくれた人の顔を
思い浮かべなさい。それでも死にたいと思ったなら
あなたが死んだ後にそこを片付ける人たちの事を
思い浮かべなさい」

本当に忘れられない言葉です。
借金は当然、返さないといけないものですが
やることをやって、どうしようも無くなった時は
白旗を上げたって命までは取られない。

日本に安楽死の施設が無いのはそういうことなんだ
と、思いました。

まとまりのない文章で恐縮ですが、そんな私から
アドバイスをしたいと思います。


まず

お金は絶対に貸しては行けません!

例え、身内であっても親しい間柄であっても
お金のことは関係と切り離して考えて下さい。
そして、お金の貸し借りの関係になった時点で
その人との関係は終わりだと思ったほうがいいです。

それに世の中にはお金を貸してくれる機関があるはずです。
あなたは銀行でも消費者金融でもありません。
たまに、「そういう所から断られたから」なんていう人がいますけど
そういう人はどういう経緯であれ、
社会的信用が無いと思ったほうがいいです。

あなたが投資家だったとして明らかに潰れかけている
会社に投資したいとは思わないはずです。

そして、自分の経歴をひけらかすやつほど信用がないと
思ったほうがいいです。
過去の経歴は所詮過去に過ぎないわけでこれからも
同じような結果が出せるとは限りません。
それに、本当に実力がある人間というのは
行動で示すものです。


とにかく、お金に関する話はシビアになったほうがいいです
間違っても貯金額とかの話はしないに限ります!

誰もがそれぞれ生活があり、お金はそのために使われるべきものです。
それを当てにしてくるような奴とは早いこと縁を切るべきです。

もう一度いいます。

お金に関してはシビアに見ましょう。
そして、絶対にお金を貸してはいけません。

お金の話をしてくる奴はあなたのことを都合のいいATMとしか
見ていません。間違いなく!そんな奴とは早めに縁を切る方がいいです。

それからもう一つ、今苦しい思いをしてる方へ・・・。

相談は早めに行う方がいいです。
確かにそれで迷惑をかける可能性もありますけど
後で大変なことになって今以上に迷惑をかけることを
考えれば、素直に相談場所に言って解決策を教えてもらうほうが
よっぽどマシです。

どんな状況でも自分さえ折れなければ立ち直ることは可能です!


とまぁ、長々と語ってみましたが
私に関わってくれた人たちがこれをみて
少しでも災難を回避するきっかけ、もしくは苦しい状況から
開放される事があれば話をした甲斐があるというものです。

一度きりの人生ですから、少しでも苦しみから身を守れるように
楽しくやっていきましょう!

そして私も、完全に生活を取り戻すためにこれからも気張っていきます!
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