台湾に雪が降る降る。

今日ネットをみていたら…

20日に台湾の運輸最大手、長栄（エバーグリーン）集団の創業者の張栄発総裁が90歳で亡くなられたとありました。
この方、東日本大震災の際に私費で10億円の寄付をしてくださった方です。
寄付だけでなく、震災時の輸送などのフォローも無償で行ってくださり、
もちろん震災以前から日本と台湾とのつながりを深めて下さった人だそうです。

日本はちゃんとこのこと報道したのかな。
私はここ数日深夜にしかテレビ見れなくて、ぜんぜんニュース見られなかったんだけど。
台湾でも知らない人もいたくらいだから、大きくとりあげられてないのかな…。
こんな大恩人のことを今さら知った段階で（国として台湾が支援してくれたのは知ってたけど私費とは…）あまり報道されてないってことですよね。

本当に申し訳ないです。
そしてありがとうございました。安らかにお眠りくださいね。

台湾には中国から逃げてきた人と、台湾に昔から住んでいる人がいて。
前者はともかく、後者の人たちは日本の統治を快く思ってくれる人たち。
日本側としては決してすべてが善意の統治ではないと思うけれど、インフラ整備や教育などなど、日本の統治をよかったと思ってくれている。
もちろん陳総統も日本語が堪能だったそうだから、そういう統治時代を過ごされて、
それを好ましく思ってくれた人なんだね。

そんな台湾は、今日台北あたりで雪が降ったそうです！
60年ぶりのことで、山地でなく平地にまで降り積もったようで、みんな大はしゃぎだとか。
なかには100年ぶりに降雪した地域もあったようですよ。（沖縄も降ったくらいですしねえ）。
数日前から日本の気象予報で知って、みんなわくわくしながらこの降雪を楽しみにしていたそうです。
なんかかわいい…。

陳総統に、人生二回目の台北の積雪、見せて上げたかったなあ…。