今年3回目の常総でのお手伝い。
前回、前々回と同じお宅へお邪魔しました。
今回も引き続き堤の構築がメインの作業です。
1区間あたり20mほどの長さの現場が全部で5区間あり、先週はこのうち第1、第2の区間に土をかぶせ終わりました。
今週は第3、第5の区間に土をかぶせ終わるまでの進捗具合です。
基本的に先週と同じ作業内容ということもあり、先週も参加だったメンバーを中心にノウハウを生かしながら。
この堤は土に植える植物が根付くことを以って完成ですが、基礎となる部分の完成形は徐々に見えてきました。
成果が形となって残るお手伝いはあまり経験がありませんが、マイナスをゼロにする作業に比べ、プラスを作り出す作業はお手伝いする側も気持ちが前向きになるかもしれません。
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休憩中、依頼主さんからお話しを伺いました。
この土地の歴史から水害の発災当時の状況など。
発災後は水による被害に加えて、人による盗難の被害もあったそうです。
火事場泥棒や割れ窓理論などの言葉が示すように、災害時には人の脆さが露呈してしまいます。
そうすると、被災地域の皆さんは直接の被害以外にも何重もの心労を抱えているのでしょう。
その何重もの心労を抱えた状態で自分たちだけで復旧復興にあたるのに並みのエネルギーでは太刀打ちできないことが想像に難くありません。
ただ作業工数を提供するのではなく、そうした心労を少しでも軽くする、ということを目的に今後もお手伝いを続けたいです。
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