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2016年01月23日02:51

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一縷の光すら届かない、哀しくて残酷な世界

昨夜は新宿K’s Cinemaで「殺されたミンジュ」を観てきました。

監督:キム・ギドク

配役(役名):マ・ドンソク(謎の集団のリーダー)、キム・ヨンミン(事件に関わった男/容疑者1)、イ・イギョン(謎の集団メンバー1)、チョ・ドンイン(謎の集団メンバー2)、テオ(謎の集団メンバー3)、アン・ジヘ(謎の集団メンバー4)他。

ソウル市内にある市場で女子高生が複数の男たちに負われているところから物語は始まります。
少女は男たちに捕らえられ粘着テープで顔を巻かれて窒息死します。

事件から1年後、容疑者が次々と謎の集団に拉致されて、拷問されて自白を強要されます。
謎の集団は兵士や警察等、様々な姿に変装して容疑者に暴行を加えます。

どの人物もワケありで、それぞれが”闇”を抱えていて、キム・ギドク監督の得意とする人間の暗部を描き出しています。
冒頭で殺される少女がなぜ命を狙われたのかが謎に包まれていて因果応報が分かりにくい作品ではありました。

暴力を振るいながらも、国家権力の闇の部分に向かって吠える場面は、キム・ギドク監督が言わんとするところが隠れているようにも感じました。

公式サイトURL
http://www.u-picc.com/one-on-one
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