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2016年01月22日02:00

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雑記④

この日記は文章の羅列とコピー&ペーストである

雑記　　　 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949615754&owner_id=61160406
雑記② 　 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949670106&owner_id=61160406　
雑記③上 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949709484&owner_id=61160406
雑記③下 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949710376&owner_id=61160406

・木村荘平
1841年（天保12年）7月、山城国伏見（現在の京都市伏見区）に生まれる。幼名鹿蔵。父が宇治田原の木村家に夫婦養子に入った後、理由あって上林家に戻ったが、そのとき鹿蔵のみ木村家に残されたという。
［宇治田原：江戸時代、宮廷の禁裏御料となり、栗や松茸等を多く産出し、上方の副食物類の主産地となった。　茶の生産地、1738（元文3）年湯屋谷の茶農永谷宗円が「青製煎茶法」を考案］
1861年、青物問屋23軒の組合を作り、取締役となる。1868年の鳥羽・伏見の戦いで薩摩藩御用をつとめたが、売掛金を踏み倒されて倒産。
その後、数々の事業に手を出すが失敗する。
1878年（明治11年）、鳥羽・伏見の戦い以来の縁によっての東京警視庁大警視の川路利良から屠蓄場監理を依頼される。
その直後に牛鍋チェーン店「いろは」、興農競馬会社などを設立する。
東京府下15区6郡の肉問屋を糾合して東京諸畜売肉商組合を結成1887年（明治20年）には東京家畜市場会社の理事に就任。

更に同年、日暮里村の火葬場運営を請け負い「東京博善」を創業。
（明治6（1873）年7月18日に一般火葬の禁止するが、都市部では埋葬用墓地の地代が急騰や死体を不法遺棄する例が多発。将来　都市計画上大きな問題を起こる事もあり
大蔵省も火葬禁止令に反対し、仏教指導者や大学者からも火葬再開を訴える建白書が相次いだことから、　この火葬禁止布告は僅か2年後の明治8（1875）年5月23日に廃止
公衆衛生的観点から火葬場を指導、火葬を推進するようになった。）
1921（大正10）年、東京博善から「東京博善株式会社」になり社長が「金杉英五郎」になる。
金杉は環境衛生医学者の立場から「燃料研究と無煙無臭火葬の実現、且つ社会施設としての火葬場の尊厳を使命に経営」にあたった。
被葬者は研究材料だったみたいです･･･。

・金杉英五郎
1923（大正12）年の一月、金本、杉山茂丸、後藤新平と実業家の加藤正義の四名が茶の湯を巡って一騒動起こしたエピソードが白崎秀雄の「鈍翁・益田孝」に紹介されている。
前年師走に岩原謙三の茶会に招かれたこの四名が、岩原の接遇に不調法ありと称して、やはり茶人で益田門下の高橋箒庵に書状を送りつけて岩原の贖罪の判事役を要請した。
益田孝の茶目っ気によって、岩原が茂丸らを茶客とは扱っておらず単に昼飯を供するに過ぎないと発言したことが四名の耳に達し、騒動が大きくなった。
箒庵の斡旋によって岩原謙三が茂丸ら四名をあらためて茶席に招えて事は解決した。

因みに金本は東京耳鼻咽喉科学会（現、日本耳鼻咽喉科学会）の創設者でもある。

・屑物業
もともと,上野,浅草などの盛り場が大量の層を供給する事情により浅草、下谷には層買い出し人、層収拾人が集まり,明治の中ごろには専門化を始めて-大産業となっていった｡
しかし、コレラに対する伝染病予防対策と屑物業の存在によって東京の地価の高騰から取り残された地主たちの反発により1907年｢屑物取扱場取締規則｣がつくられ屑物業の新たな設置は市外に限られることとなった｡
その結果、交通の便の良さや販売先でもある工場が多いこともあり屑物業者は日暮里に集中する｡
やがて第一次大戦で同産業は急成長し、後に関東大震災により移転してきた人々を吸収すると,日暮里地区は全国の層の一大集積地になった｡
1927年,荒川放水路以北への移動が命じられ,多くが足立区に移転したものの,屑物業は日暮里で最も重要な産業となった｡ (荒川区史,1990)

・再生資源業
明治初期から中期にかけては、建場業に関する記録、文献等はほとんどないが、浅草紙の産地の周辺や、紙屑買いの多くが居住するスラム街の周辺にその多くが営業しており、
営業内容は江戸から引き継いだ古道具、古着、古金、紙屑、ボロ等が主力の何でも屋的なものであった。しかしその後、明治末期から大正初期ごろと推測されるが、収拾人からも
買出人からも買う兼営のものから、バタ建場（収拾人）と町建場（買出人からの買い入れを主とするもの）にはっきり分かれるようになった。
明治 17 年（1884 年）6 月に開設された上野駅は、貧しい東北の農民たちを都市に流入させる役目を果たし、駅周辺、上野公園不忍池付近、浅草等の繁華街は、おびただしく廃棄
される紙屑、ボロ等の一大供給源であり、浅草、下谷には屑買い、屑拾いが定着し、古物商、建場が林立した。これらの屑紙を原料として加工する漉き返し紙の製紙工場と原料問
屋は、田原町、今戸橋、三ノ輪付近に進出し、産出した再生品は江戸時代に続いて浅草紙として東京名物の一つに数えられた。
明治後期になると、近代産業は造船、紡績、鉄鋼と急激に発展した。明治 25 年（1892年）頃には、各種工業の発達とともに再生資源の種類も多くなり、業にたずさわるものも
自然と増加し、店舗も浅草の地から隣接地の下谷区入谷町、竜泉寺、万年町方面にまで及んだ。

参考サイト
・在日韓国・朝鮮人社会から見た地域社会形成 : 荒川区日暮里・三河島地区を事例として http://teapot.lib.ocha.ac.jp/ocha/bitstream/10083/12347/1/003809.pdf
・東京城東・城北地区の地域形成と再生資源業―調査の基本的分析枠組　http://www.waseda.jp/sem-muranolt01/Survey2003/P1-ch2.pdf
・wikipediaの各項目
・浅草ちんや六代目のすき焼きフルな日々　木村荘平の正体　http://chinya-blog.com/?p=14181
・久作関係人物誌　金杉英五郎：夢野久作関係人物誌　http://www1.kcn.ne.jp/~orio/main/kanasugi.html

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