行政批判花盛りだｗ

■戸籍上「存在しない」子供たちの現実――文字が書けない、友人ゼロ、将来の不安も…
(日刊SPA！ - 01月19日 16:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=3810851

まあ行政を非難したくなる気持ちはわかるけど、規定にないことをやる自由を行政に与えるって事は、法律無視で好き勝手やっていいよ、って許可にしかならん。本気でそんなフリーハンドを今の行政に与えて大丈夫だと思ってる人は、性善説が大好きな善人なんだろうな....。規定通りが基本とし、どうやって部分的な権限許可を与えるかを議論しないとあっという間に好き放題されてしまうことだろう。拡大解釈は彼らの十八番だからなあ。

DV被害を受けている子供を、行政が救出するという話にしたって、疑いの段階で個人住宅に入って家宅捜索をする権限だの、親権を行政側の判断で一方的に停止/はく奪する権限だのを付与しなけりゃできない。担当者が頑張ればいいという話じゃないし、まして警察にそんな権限を与えるのがどんなに危険なことか。

無国籍になってしまった子供をどうやって保護するかは法的に相当難しい問題だと思う。日本は血統主義だから、ルーツが証明できない限り国籍を与えないというのが基本方針だし。ただ、今ならDNA判定などもできるわけなので、日本人形質が何パーセント以上あれば国籍を認定するとか、ある程度、現状の法解釈に沿っても基準作りは可能だろうとは思う。

住所等の個人情報って、夫婦の場合には連帯責任を負わせる法体系だっていうのもあって、身内に漏れる可能性ってあるんだよな....。（身内が失踪したとき実体験アリ）　行政のフリーハンドというのはこういうところでも出てしまうわけだけど、がちがちに規定すればいいというものでもないし、基準は本当に難しい。