前回も今回も雑記という名の郷土史です
※例によってコピペ
カナダメソヂスト教会派遣宣教師サンビー
1887（明治 20）年にイビー宣教師の提唱に応えて、自給宣教師(Self SupportingBand)の一員として来日した。
山梨県甲府の公立中等学校に籍を置き伝道し、ほどなく金沢に移り金沢部（現在の日本基督教団の教区機能にほぼ相当）の部会長を 3カ年勤め、1893（明治 26）年カナダに帰国し、カナダ中部のマニトバ州とオンタリオ州の諸教会を牧会した。
1910（明治 43）年にいたって、サンビーは再び来日した。
１）愛隣団
再来日のサンビーは東京の下町で伝道に従事した。
下町地区の日暮里・亀戸・吾妻町の地域社会事業センターを統合し、「東京東部伝道教区」とい新しい伝道と社会事業組織を設立した。
浅草講義所は美以教会の宣教師とパイプのある教会であったが、1918（大正 7）年は宣教師 E.T.アイグルハートが主任で、補助の平伊之助が貧民への支援と伝道を行っていた。
1920（大正 9）年、サンビーは東京東部伝道教区の活動として愛隣団を設立した。
日暮里の金杉 1604 番地の 2 階屋を借り受けて、早春の 2 月に活動を開始したが、当初は生活困窮者への救済活動をする「救済部」と小学校であった。
同 1920年秋 9月には、日暮里金杉 1592番地で夜間の無料診療所を開設した。
事業開始直後に、病を得たサンビーは、故国カナダのオンタリオに帰国した。
引用元
日本メソヂスト教会社会事業史の試み （PDF）
http://wesley-methodism.com/pdf/gakkai2005/gakkai2005c.pdf
ログインしてコメントを確認・投稿する