第六回にして早くも大詰めの大型教習。
ついに見極めの時が来てしまった……
<chapter.1 教習は計画的に>
さぁ、今日の三時間で教習は全て終わりの予定である
しかしその前に一時間シミュレータ教習を受けねばならん
なので受付のおねぃさんに相談したところ、
なんとシミュレータ教習は予約方法が普通の実車教習と違うことが判明
この時点で教習開始十分前
次の時間はもう間に合わないので、二時間後の教習をシミュレータに変更していただく
つまりこの時間は実車教習確定
この時点で教習開始五分前
教習開始三分前までに教官へ原簿と免許証を提出し
ゼッケン・膝プロテクタ・メット・グローブを装着せねばならない
変更手続きの終わったねこるとは
教習コースに走る!!
……間に合った。
間に合ったがしかしここで問題発生
一生懸命予習した検定コースが
ねこるとのおつむから
吹っ飛んでしまったのです
しかたないのでそのまま各項目の練習に入る
ここで更なる問題発生
雪 降 っ て き た
寒い寒い。
そしてぼろぼろの結果
何やってんだ自分
よく見るとほかの教習生の皆さんも相当浮き足立ってた様子
まぁ、今更ですが
余裕を持って教習所で確認しておれば
とりあえず教習開始時には焦らんで済んだ話
教習は、計画的に!!
<chapter.2 電脳空間の悪魔>
……そんなかんなで教習後、
ねこると朝から何も食べていないことに気づく
次の教習までは一時間の間があるので近場のマクドへGO
新作のアボガドベーコンレタスバーガーとかなんとかに挑戦
……うん、まぁまぁやな!!
閑話休題
教習所戻ってシミュレータ室へ。
この教習ではシミュレータという名の無理ゲーを使って
公道走行に潜む危険を体感しようというもの
ゲーセンの体験型バイクゲームみたいなやつにまたがって
あの手この手で教習生を事故に巻き込もうとする殺人プログラムとの
知恵比べが始まります
あ
ちなみにこの教習
僕を含む三人で開始です
まず犠牲となるのは初老の男性
元ネタがなんなのかわかりにくい車体(ハンドル周りはXJRだった)に跨り
教習開始
ここから我々は奇跡を目の当たりにする
男性はやや慎重な操作で、
すり抜けバイクを、
急カーブの自動車を、
バスの影から出てくる歩行者を、
神回避!
神回避!!
神 回 避 ! ! ! (カイジ風)
おっさん、すげー。
……と思ったら、この人中免とセットで取りに来てて
最近やったことあるって
俺の感動を返せ
とか言ってたら俺のターン
なるほど実際走ってみると
10年前受けたときより
敵ユニットの理不尽な挙動は減っている
落ち着いて判断すれば充分かわせるではないか
俺の感動を返
がっしゃああぁぁぁん
何が起きたか分からんかった
どうやら交差点手前で減速しすぎてエンストしたところを
後方から迫っていたタクシーに追突された模様
受けることはたぶん人生でもうないと思うけど
あえて言おう
シュミレーター教習なんか
大 ッ 嫌 い だ ! !
<chapter.3 さいごの みきわめだ>
シミュレータでイライラやきもきしてたうちにひとまず雪は止んだらしい
ていうか早いもので
これが二輪教習二段階七時間目、
つまり最終見極めである
なんかシクってばっかりで迎えたような気がして非常に情けない
教官より試されし者の腕輪を渡され、いよいよみきわめ開始である
ふと横を見れば以前何度かご一緒したおっちゃん
なんと彼の左腕にも試されし者の腕輪が
お互い頑張りましょうと励まし合ってから乗車だ
見極めで走るのは必ず1コース
予習も完璧
これなら……これなら行ける!
いざ発進
教官「一番(俺)さん、コース間違いで〜す! それ2コース!!」
……あれ?
阿 呆 か お 前 は
速攻間違いすぎやろ
あかん
無理
もう飛んだ
以後も教官より微修正を受けながら教習終了
今日みきわめ通らないと週末に卒検受けられないので
免許取得が大幅にずれ込む見通し
これはやばい
おっちゃんも結構コース間違いまくったらしくて
終了整列時の端っこ(俺ら二人)がなんかお葬式ムード
教官「えーと、二人共見極め良好いうことで、卒研の予約とってください」
俺&おっちゃん「(゚д゚) ……?」
どうやら「コース間違いは減点対象外」というルールに救われたらしい
コースは間違ったけど
そっから正しいコースに復帰する際大きなミスもなく
無事走りきったということらしい
というわけで、良かったのかどうか分からんが
無事卒研に進めることになりました
卒研は今週土曜!!
そこまで休みないので間空いちゃうけど、
ねこるとホントに大丈夫!?
というわけで無事に受かれば次が最終回!
これが最後(希望的観測)の
To be continuedッ!!
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