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2016年01月19日20:48

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国際的にSSRIの有効性が確認された適応は、「重度のうつ病」「強迫性障害」「パニック障害」などの重度の不安障害だが、日本では『うつ状態』にまでその適応が拡大された。

抗うつ薬SSRIや薬害をめぐる研究報告
http://shinikyo.com/61yakugakuhiraku.htm



第61回総会・薬学関連領域分科会


 ストレス社会の中、「メンタル不全問題」が増え、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)が従来の抗うつ剤に比べ使い易い薬とし、処方量が増えている。当面、対応が迫られるSSRをメインテーマに置き、一般演題にジェネリック医薬品への取り組み・新たに多発性骨髄腫の適応で承認されたサリドマイドの安全システムの評価と真に被害の防止に役立つかを監視の必要・判決間近いイレッサ裁判への支援などの問題を取り上げる。

(1)SSRI関連で5演題の報告

藤代健生病院の石田悟氏は当分科会で、継続的にSSRIの問題を提起している。

今回は『うつ病に関する“俗説・仮説”批判』を報告。科学的根拠の無い「セロトニン仮説」「うつ病は心の風邪ひきとして、養生より薬を飲み、働きながら治す時代に」「うつ病のスクリーニング票による診断」等の問題点について批判する。

同病院の佐生明雄氏は『SSRIの有害反応に関する文献的考察と対処法について』の検討を報告。

国際的にSSRIの有効性が確認された適応は、「重度のうつ病」「強迫性障害」「パニック障害」などの重度の不安障害だが、日本では『うつ状態』にまでその適応が拡大された。SSRIは「日本うつ病学会」の理事長が言う「使いやすく、副作用が少ない薬剤」ではない。

特に性機能障害・胎児毒性・悪夢・アカシジア・無夢病・感情鈍麻や離脱症状などの副作用が問題と指摘する。


 テキスト ボックス: 続いて、「薬害オンブズパースン会議」メンバーの三浦五郎氏は「同会議」の取り組みとSSRIの有害反応を報告。同会議が五月にSSRIによる衝動性亢進、性機能障害について調査と注意喚起を行うよう求める要望書を厚労省や法務省に要請し、SSRIには衝動性亢進、離脱(禁断)症候群と依存性の問題、性機能障害、胎児毒性、骨密度減少、消化管出血「問題」など多岐にわたる有害作用がある。特にSSRIの有害作用である衝動性亢進と性機能障害はうつ病に随伴する症状との鑑別が困難であり、添付文書上の記載も不十分なため、有害事象を見過ごし、使用が継続され被害が拡大する恐れがあると訴える。

以上の報告に続き、はたがやメンタルクリニック所長の岩田俊氏が精神科臨床医師の立場で報告する。

氏が、SSRIによる「望まない精神反応」を認識したのは、一九九〇年代の「突飛な犯罪」における薬剤関与の可能性を感じた時からとの事。全日空の機長殺害事件など、アスペルガー障害を疑わせる被疑者の事件や、双極性感情障害を基礎にもつ摂食障害の青年患者の万引きや、自傷行為の頻発化など、治療薬による影響が想像される。今後の「うつ状態の本質・うつ病の病因の多様性と治療概念の確立が望まれると述べる。



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SSRI の部分だけ抜粋。記事の生きがわかんないんだけど、今はSSRIの危険性が結構言われてきてると思いますけど、どれくらい使われてるんでしょうかね。

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