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2016年01月18日23:07

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リッカルド・ムーティ×シカゴ響

1月18日(月)7:00p.m. 東京文化会館

ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調op.67「運命」
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

オケは最近めっきり回数が減ってしまった私ですが、ミーハーに有名どころが来ているときはできるだけ行くようにしております。ムーティ×シカゴ響は初日に行って参りました。

オケは行っている回数も少ないし永遠の初心者なので、簡単に思ったことをば。

ムーティ様を拝むのは初めてですが、「皇帝」の名にたがわぬ堂々とした華麗な指揮っぷり。あのルックスであの動きを見せられたら惚れない方がおかしいというもの。熱いけど気品もあってしかもなんか厳しいというか厳格というか。自分も楽し気な顔するヤンソンスとは全く違うタイプですね。

厳しそうなお顔からは想像もできない明るい音でした。まず運命がとても軽やかでまろやかな仕上がりでびっくり。前菜だからかな、とも思いましたが、マーラーも明るい音だったので、この組み合わせの持ち味なのかと。

マーラー、出だしの静寂部分の緊張感がとてもよかった。途中、ムーティの緩急強弱 変幻自在の指示にオケがちょっとついていけなくてアタフタしたような印象があったけど、後半は持ち直して、とてもメリハリある、でも明るくて清潔感あるマーラーでした。シカゴ響ってすごく音量が多い時でも、音がキンキンせずにまろやか。これ、ホールの力もあるのかな?

私はこれまで、海外オケはヨーロッパのものを聴くことが多かったことに今更ながら気が付きましたが、北米のオケはまた違った味があるのだな。オケも奥が深すぎて、追及するには時間もお金も足りません・・・。
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