２１年目

今日で阪神淡路大震災から２１年。さっき時間に合わせて黙とうをした。
あの時の事は今でもはっきり覚えている。
当時は無職。親父は入院中。
朝目が覚めテレビをつけてしばらくするとドスン、という音。その後激しい揺れ。
どれぐらい続いたかな？ようやくおさまるとテレビのキャスターが
「地震です。地震です。窓を開け火を消してガスの元栓を閉めてください」と呼びかけていた。
まさかあんな悲惨な事になってるとはその時は全く思わなかった。
番組の内容は変更されほとんどの曲が地震関連のものになっていた。
阪神高速が倒れていたのを見ると驚いたの何の。
当日は免許更新できる最速の日だったので地元警察に行って手続きをしたけど
明石も当然被害を受けて正式に終わったのは１ヶ月ぐらい待たされたかな？
また長田のおじさんと音信不通。１週間後やっと連絡がつき「一家全員無事。家も被害ない」
奇跡だと思った。
被害が凄い事になってるのを見ながら無職の身では何もすることが出来ず
何かの用事で市役所に行ったとき設置してあった募金箱に１０００円札を１枚入れるのが精いっぱいだった。
それからはテレビの前で状況が変わっていくのを見守るだけ。〇〇地区で電気が通じた。××地区で水道が通った。等少しずつ動き始めた。
でも指揮をとっていたのは過日亡くなられた貝原知事。眉毛の首相は何をしていたんだ！
自衛隊に派遣要請をもっと早く出していたら被害はもっと少なく死んだはずだ。
２１年経って神戸市民の４０％近くが地震を知らないらしい。
でも絶対忘れたらいけない日なんだよね。
改めて震災で亡くなられた方の冥福を祈ります。合掌。