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2016年01月16日15:21

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春団治師匠

心よりご冥福をお祈り致します

言葉では表せないぐらいお世話になりました。本当にありがとうございました


平成15年に「なにわ芸術祭新人賞」を頂いた時、受賞発表会で「これからもきっちりした師匠の所で稽古見てもらいなさい」と励まして頂いた時「ここや!」と思って「はい!師匠!稽古つけて下さい」と思い切ってお願いしたら「わぁ、えらいこと言うてしもたわ」と笑いながら快諾して頂いて「野崎詣り」の稽古をして下さいました

プロの落語家になって関大の先輩達から一番うらやましがられた事が、春団治師匠に稽古を見て頂いた事でした


また、狭いエレベーターでご一緒させて頂いた時、エレベーターのアナウンスが「大変、混雑しております」と言った時はボソッと「君のせいだよ」と突っ込んで下さいました

もう一つ突っ込まれたエピソードを

繁昌亭昼席で、ご一緒させて頂いた時、次の週の火曜日に茨木で「春団治•三枝ふたり会」があって出番を頂いてました。その事を言おうとしたのですが、「火曜日に茨木」を「月曜日に枚方」と勘違いしてしまってて…

「師匠、来週の月曜日もよろしくお願い致します!」
「…?何のことだね?」
「いえ、来週、月曜日です。枚方でご一緒させて頂きます!」
「??(隣におられた奥様に)あーちゃん、月曜日、僕何かあったかな?」
「いえ、師匠!うちの師匠と二人会です。僕、前座で出番頂いてます。よろしくお願い致します」
「………それは、火曜日の…茨木じゃないかね…?」
「あ…!ヒーッ!し、失礼いたしました!!!」
ここで、あの春団治師匠の落語に出て来る突っ込みのままの手で、僕の肩をピシーン!とあのスナップで、惚れ惚れする美しさで突っ込んだ後
「良かった〜。もうちょっとで僕は三枝君をしくじるとこやったがな」とニコッ

その時の服と肩はしばらく洗いませんでした

これからも師匠方の繋いで下さった落語に邁進してまいりますので、どうぞ見守っていて下さいませ


明日です
17日(日) 15時開演 カタリーナホール(JR玉造駅前)
らくごのたまりば 〜三金の古典の個展〜
三金「こんにゃく問答」「太鼓腹」「初天神」(ネタおろし)
¥1000
問い合わせ 3GOLD 06−4981−5060
メール予約 3kin@geinin.com
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