さぁ、年明け一発目で既にクライマックスが見えてきちゃった残り六時間。
ねこるとの大型取得体験記に、皆様もうちょいお付き合いくださいです。
<chapter.1 恐怖の急制動>
というわけで、
今回の教習は今まで姿を見せなかった検定項目最後の刺客、
急制動からのチャレンジです
急制動といえば今を去ること10年前、
中免取得の際に転倒して吹っ飛んだ恐怖の実技
あの時はねー、
ホント死ぬかと思ったよ
今と違ってぷろてくたとか貸してもらえなかったしね
教官の合図で40km/hまで加速、
目印のコーンで前後ブレーキON、
指定距離で止まれない及び転倒はもちろん、指示速度まで加速できないと一発検定中止
停止後のエンストは不問だが
後輪ブレーキを踏んでいるはずの右足をついてしまうとバランスを崩したとみなされ減点
……という内容
ちなみに中免の時は
吹っ飛んでからしばらく40kmまで加速できなくて
それが原因で二回落とされてる
まぁ以前と比べて多少なり急ブレーキには慣れてる←し、
実施に際してそれほど恐怖感はない
ていうか普段行動での急ブレーキはもうちょい速度高いわけで、
まぁいけるでしょというのがスタート時の印象
まず30km/hから挑戦
→余裕!
次に35km/h
→余裕!!
よし、次はいよいよ40km/h
こ こ で ね こ る と に 隙 が 生 ま れ た
急制動支持地点手前のい横断歩道前で待機
発進後外周カーブを曲がって加速し急制動の流れ
ということは発進してすぐに二速、カーブをクリアしてから三速に上げて加速すればおk
余裕で止まった前回同様このアルゴリズムを踏襲することに
カーブクリアし加速チェンジ
ばんばん増えていく速度計のデジタル数字
……57キロ!?
と思った瞬間には既に目印コーン侵入
あっと思ってブレーキングした次の瞬間に後輪ロック!
ええぃ、もう止まれぇ!
うあああああああ!!
……止まった。
停止線のちょい先で。
教官「六番さん速度つけすぎwww 雨の日なら合格やけどねwwwww」
ええ、僕もそう思いました
どうやら二速で発進していた模様
つまり三速でコーナー侵入し
四速で急制動チャレンジかましたと
NCのくせになんて加速だ畜生
いや、悪いのは俺か
でも、
これで止まった俺、
す ご く ね ? (黙れ)
調子に乗るまもなく反復練習
ギアさえ間違えなければ普通に止まれる事がわかった終盤、
俺、及び中型で一緒に急制動練習してたおっちゃんに降車指示が。
何事かと思ったら
教官「大型さん、いっぺん400ccで急制動やってみてください」
……マジか。
よみがえる中免の悪夢
何故かNCでやるよりこわい
ミラー合わせてエンジン始動
待機位置まで移動して、どこまで針が行けば40km/hなのか確認
そして振られる発進の白旗
今の俺があの日の俺を超える時が来た
発進して直後に二速
コーナー脱出後三速
時速40km到達
そして合図の赤コーン
アクセル戻してブレーキ!!
……
…………
………………余 裕 じ ゃ ね ー か
停止したのはオレンジの停止位置手前約50cm
ありがとう先代VTさん
ありがとうチェリー
そして
ありがとうつばさ
お前たちと共に路上の困難を乗り越えたおかげで
俺は自分でも気づかないうちに
大きな成長を遂げていた
そのことが今証明されたのだ
どうでしょう昔の自分が見たら褒めてくれるかな
こんなに嬉しいことはない
今まででバイク乗ってて一番嬉しかった
「お前、そんなんで路上でたら死ぬぞ」
と怒鳴りつけた中免取得時の教官
俺、こんなに成長したよ
死なずにまだバイク乗り続けてるよ
よかったね……
ねこるとが無事バイク乗りでいられて本当によかったね……
<chapter.2 検定コース……覚えました?>
……。
chapter.1が何故か感動のクライマックスを迎えたので
個人的にはもうここで終わりにしたい気分になったのだが
じつは今日三時間乗ったうちのまだ一時間分しか書き記していない不思議
……まぁいいや
あとはテキトーに流そう←
そんなこんなで二時間目。
かくして各検定項目を一通り体感したねこるとは
ここから検定コース実走行による
総合練習に入ります
今回一緒に教習を受けるのは
紺色ピーコートが似合うイケメンの好青年
後で分かったことだが
彼はこの時限終了後400カタナに乗って帰っていた
なので便宜上彼を鈴之木君(略称:鈴)と呼ぶ事にする←
教官「検定コース覚えました?」
俺 「すんません……全然です」
鈴 「ええと……1コースなら」
鈴之木君流石である
なので彼が先行し、俺はケツについて走ることに
しかし途中間違えちゃう鈴之木君
それに釣られて間違えちゃうねこると
……仕方ないので教官について二人で走ることに。
教習後鈴之木君が
「すみません、途中で間違えちゃって」
と誤ってくるイベント発生
――トクン(心が揺らいだ音)
いやいや何をおっしゃいますミスターKATANA
検定コース把握してない私めの怠慢でございます
この子絶対モテるわと
あたし男だけど確信した
もうすこし話し込んで名刺渡しとけばよかった
ねこると一生の不覚
そして三回目の教習までは一時間の間がある
これを利用して自宅までコース表を取りに帰るねこると
持って行ってなかったのかよというツッコミは置いといて
必死でコース図をなぞりイメージトレーニング
あーいってこーいって……よし。
そーいってこーか……うん。
概ね自信をつけたところで本日最後の教習開始
もはや俺に死角はないと思ってコースを眺めたその時
ねこるとの脳裏にある疑問が浮かぶ
Q.さっきのメージトレーニングの中で、
果たして俺は踏切を通過したか?
A.してない
ア ウ ツ ! 終 了 ッ ! !
教官に白状すると
この時間も教官のケツについて回る事に
コース回っていく中でいくつかのコツを伝授していただいた
・8の字を出たあとは必ず踏切
・中央交差点を右折したあとは必ず波状路-スラローム-一本橋の三連星
回ってるとわかるんだけど事前反復するとうまくいかない
次回は四日後、来週火曜!
果たして覚えてられるかな?
そして鈴之木君(あくまで仮名)に名刺を渡す機会は訪れるのか?
新キャラ登場で風雲急のツー・ビィ・コンティニュゥッ!!
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