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2016年01月14日10:35

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憎み切れないろくでなし

さて昨日も体調は不良・・・・
でもなんとか夕方までに仕事をこなし、
大阪フェスティバルホールへ。

12歳のころ、中学一年生の時に初めて自分でレコードを買った。
当時のシングル盤〜500円。
ラジオでかかるこの曲がとてもかっこよかったのだ!
それが

”危険な二人"沢田研二。

僕よりちょうど一回り年上なので当時は24歳・・・・
ロックなリズムに乗って歌う様は、それはそれはかっこよくって、
こういう音楽ってなんなんやろ〜て思ったのよね。
それ以降Beatlesにはまって洋楽まっしぐらなんやけど、
根本はこの曲にあるといまだに思ってる。

フォト やや中性的なイメージ・・・
良く通る声で、体をくねらせて歌う姿はSEXYで〜
70年代から80年代までたくさんのヒット曲!
TVで彼を見ない日はなかったのだ。

で、そのジュリーのコンサートに呼ばれたのだ。
まさか平成も28年にもなってジュリーのコンサート行くとは思わなかった・・・

フォト


3階席から見下ろす広いステージ。
ここは3階席でも比較的よく見える。
いきなり一曲目は”ストリッパー”だぜ!
颯爽と登場!かと思いきや・・・・
なんだか小太りのおっさんがどかどかと出てきた・・・

フォト う・・・誰だよ?
どう見てもマジシャンにしか見えない・・・・
声は、全然出てない・・・・
喉の調子が悪いのか、そもそも最近はこんなものなのか?
全く高音でないし、
殆どしゃがれ声で何言ってるのか判らない・・・・
う〜ん期待が大きかっただけにややがっくり・・・
それでもファンとは凄いもので、
一階席は最初からほぼ総立ち。
もちろん年齢層は相当に高いのにだ。

もちろんバックのバンドは鉄壁。さすがはプロです。
グルーブするドラムは女性で綺麗なコーラスもこなす。
ギターの兄ちゃんもええ感じ。
井上堯之を彷彿とさせるぜ〜
あとはボーカルのみ・・・・

それでもジュリーは頑張って走り回って、飛び跳ねる。
身体は上がってはいないけど・・・・
ある意味プロ根性には脱帽です。
1曲ごとに”ありがとう〜サンキュー〜ありがとうね〜!!”と3連発の挨拶。
これはセットになってるようで、
事あるごとにこのフレーズ・・・・
気分が乗れば最後に”おおきに〜!”が付帯する。
京都出身の彼は関西弁なのだ。

ちなみにMCはほとんど何言ってるのかわからない・・・・
67歳、そこらの居酒屋で飲んでる爺さんがクダ巻いてるのと同じレベル。
日本の現状や、世界の現状を憂いてるのは判るけど
なんだかグダグダなのだ。

そして曲がなんとほぼ知らない曲・・・・
まぁ確かに彼の曲で知ってるのはせいぜいTOKIOまで。
”危険な二人”からなら既に43年も経ってるのだ。
もちろんその間もずっと芸能活動続けて来られたし、
新作も新曲も山の様に出されてる。
その曲を歌うのだが、どうもぴんとは来ない。
特に最近は被災地への復興支援や、反原発、
さらには政治的な発言も多いらしい。
憲法9条の事を歌ったり、反安倍政権の話も・・・

う〜んなんだかなぁ・・・・

ここら辺は難しい話にはなるけど、
スポーツと政治が切り離して語られるのと同じで、
音楽や芸術と政治も別の話だと思うのよね。
もちろん彼が公の場で発言するのは構わない。
誰の選挙応援をしようが構わない。
でもコンサートの場で、一方的に言うのはどうかと思うな。
最初から”反原発チャリティーコンサート”ならええんやけどね・・・・
関電の人だって来てるかもしれんやん?

ステージ後半でのなんとセカンドラインのビートに乗せた曲。
戦争反対!と歌うんやけど、
どうもうさん臭さを感じてしまう・・・
この世代のミュージシャンに良くあることで、
僕には受け入れられないなぁ・・・・
そんな想いでステージ見つめてました。

しかし喉の調子悪くても2時間歌いきるのは立派。
ようやくアンコールで”カサブランカダンディー”を〜
”危険な二人”は歌わずしまい・・・

時の過ぎゆくままに
勝手にしやがれ
ダーリン
TOKIO
恋のバッドチューニング
追憶・・・・

他にも聴きたい曲は山ほどあったのに・・・・
なんだk最後の方は小太りのおっさん好きになってましたね。
最後に”おしまい!”っと言い放ってトコトコステージ脇に退散。
まるでペンギンみたい。
最高やわ。
ほんまに”憎み切れないろくでなし”だぜ〜お前は。

お腹の具合がまだ不完全なので・・・
昨日の夜はこちらへ〜

フォト ”幸福粥店”
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27000087/

フォト おなかに優しいわ・・・

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