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2016年01月11日00:04

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『東京レイヴンズ14 EMPEROR.ADVENT』

あざの耕平 先生が贈る陰×陽ファンタジー。第14巻は迫る大規模霊災テロを前に“夏目”
たちや“春虎”、“大友”など関係者勢ぞろいで政治も巻き込んで世紀の瞬間を迎えます。
(イラスト:すみ兵 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321412000068


シリーズ屈指の重要な展開を描くために用いられた約500ページに渡る紙幅。これまでの
伏線を回収する意味もあって目が離せない、緊張感あふれるエピソードの連続で魅せて
くれます。格好良い男衆を「これでもか!」と演出してくださるのは流石だと思います。

陰陽庁の優勢を陰陽塾の連中が、あるいはそれ以外の勢力がどう崩していくか。限られた
時間の中で繰り出される妙手、応手が奇跡的な繋がりを見せ、ついに“春虎”と“夏目”
たちの再会へと誘われるあたりは熱いものを感じました。その後がまた大変なワケですが。

“夏目”らの窮状が明らかとなり“春虎”でも打つ手なしかと思われる現状。やはり鍵を
握るのは“秋乃”でした。“冬児”が格好つける場面はいちいち映えるものがあります。
“コン”は小さいに限る、などと思いつつ“春虎”が賭ける道に光あらんことを願います。


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