前の「ピアノ調律」日記を書き終えて・・・やっぱりすごく弾きたい!
だいたい勉強の合間にピアノって無理。5分や10分でやめるなんて不可能。
それに今日は主人が単独用事で外出中、音量を気にせず弾ける絶好のチャンス!
私の部屋 = ピアノ部屋 は南向き。
ピアノに向かって座ると左側、上から下まである大窓から太陽の光が降り注ぎます。
今年初弾き & 調律後初弾き ということで、なにを弾こうかな〜 ←割とこだわる♪
快晴の真っ青な空と眩しい太陽を全身で受け止めていて、浮かんだ曲。
☆ドビュッシー プレリュード第1集〜「アナカプリの丘」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946169964&owner_id=6829918
びっくりするほど指が動かないけど、気にしない。当たり前。
細かい拍数を確認したり、弾けないところをピックアップしたり。
久しぶりに弾くと、指遣いのアイデアが別に浮かんだり、音の色彩を感じたり。
ひとつ音が違うだけで、印象がまったく変わる。ドビュッシーがどうしてこの音を選んだか。
曲の最後には輝かしい閃光が突き刺さるように、最高音から3つ下のラ♯まで出します。
☆フォーレ 舟歌8番
古典派やロマン派だけ弾く、あるいは聴く人には、一瞬、不協和音に聞こえるかもしれない。
でも計算し尽くされた和声は違和感なく、むしろ自然そのものを表現している。
音楽全体の流れを止めずに、色彩の移り変わりをどれだけ「心地よく」聴かせられるか。
テクニックに余裕があって、その先を行かないと。そんな曲です。
☆フォーレ 舟歌6番
8番よりはある意味、旋律がはっきりしているのですが・・・
動く旋律の中で、いくつかの音をさらに際立たせることによって別の旋律が浮かび上がる。
左手しかり、単なる伴奏ではなく、その中に旋律が隠されている。
アクセントだけでなく、ペダルに頼らず楽譜どおりに鍵盤をずっと押さえます。
頻繁な転調が、刻々と表情を変える海を「自然に」とらえています。
☆☆☆
こんなに天気が良いと海を見たくなります。鹿島灘とか、銚子とか。早春のきらきらの海。
それでこの3曲。1時間ほど弾けました。
どの曲も最初はボロボロで、3回くらい弾くと指がしっくりくる感じ。
今日の天気のように気持ちよく、すがすがしい時間でした。
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