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2016年01月09日19:59

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非ハリウッド宣言! on BD10:『惑星ソラリス』

惑星ソラリス探査のため、人類はその軌道上に宇宙ステーションを設置していた。しかし成果が得られず、探査・研究計画の中止が検討され始める。そこで心理学者クリス・ケルビンが査定のため派遣されることになる。目下ステーションで活動している科学者はサリトリウス、スナウト、ギバリャンの三人のみ。だが、ステーションに到着したクリスを待っていたのは、ギバリャンが自殺したという知らせだった。彼は、ソラリスの海が生み出すある現象に悩んで己を責めていたらしい。未だ科学的証明はできていないが、ソラリスの海は、人間の潜在意識を読み取って具現化するようなのだ。半信半疑のクリスだったが、翌朝、目を覚ました彼は、10年前に自殺した愛妻ハリーが部屋にいることに気づいて動揺する…

フォト



「惑星ソラリス」。言わずと知れたSF映画の名作…とされていますが、まぁとっつきにくい映画ですよね。ソラリスに向かう前のシークエンスが前半1時間。これが実に静謐で、バートンさんのクルマが首都高を延々走るところで眠気MAX(笑)。中盤になかなか進めず挫折しまくった一本なんです。

しかし今回ブルーレイの綺麗な画面で観ていたら、スムーズに克服できました。この映画、ステーション内の密室劇になってからが面白いんです。愛と生と郷愁をテーマに、クリスとハリーのストーリーが展開するんですね。ちなみにハリーのキャラは、おそらく「エヴァ」の綾波レイのモデルでしょう。もっと言えば、ステーション内のみの展開というのは、「ギャラクシー街道」にも影響を与えているに違いありません。

この作品、「音」と「水」の映画でもあります。音…〈ギバリャンの女〉が付けている鈴の音とバッハの曲は耳に残りますね。水…前半のクリスの実家シーンで、水面の緑・雨に濡れるクリスという図が、ラストの対になっているのも見事ですよね。あの退屈極まりない前半が、キチンとラストの伏線として機能していたということが、やっと解りましたよ(笑)







(ブルーレイのみ所有ソフト:58枚目)
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