週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.851（2016/1/9)

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　　＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊
　　＊■□■■□□■☆彡＊　　　　　　　　　　　第８５１号＊
　　＊■■■■■■■■■＊２０１６／１／９　　　　　　　　＊
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※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
　　□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第８５１号
　　■映画インプレッション『orange-オレンジ-』
　　■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.509)
　　■主にアニメ映画を見てきた。（No.007）by ＭＡＲ
　　■石男的衛星電影案内（Vol.782）
　　■編集後記
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■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN
　　『orange-オレンジ-』
　　監督：橋本光二郎　主演：土屋太鳳
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　　☆ファンタジーテイストのラブストーリーとして幅広い層から支持を
　　受ける「月刊アクション」連載の少女コミックを、NHK連続テレビ小説
　　「まれ」でヒロインを演じた土屋太鳳主演で映画化しました。

　　高宮菜穂が高校2年を迎えた春、10年後の未来の自分から一通の手紙が
　　届く。「過去にいる10年前の私へ　26歳になった私には、後悔してい
　　ることがたくさんあります。あなたにはこの先　たくさんの喜びや幸
　　せが待っています。どうか　その幸せをこぼさないように　大切なも
　　のを　失わないで…」そこに書かれていたのは、菜穂が転校生の成瀬
　　翔を好きになり、そして翔が１年後には死んでしまっているというこ
　　とだった…。

　　10年後の自分から届いた手紙によって、悲しき運命を変えようとする
　　女子高生の純愛を描きました。「まれ」でも相手役を演じた山崎賢人
　　が転校生の翔役で出演して息の合ったところを見せていました。

　　土屋太鳳の女子高生役がそろそろ厳しい気もしますが、仲良しグルー
　　プで仲間が死ぬという話なので『あの花』を連想して、感動的なシー
　　ンも多かったです。ただ、過去の自分にどうやって手紙を送ったかが
　　あまり説明されないのが、ストーリーを飲み込めない気がしました。

　　公式サイト http://www.orange-movie.com/

　　STONEMAN推薦度★★★　度★★★☆
　　 （１０点満点：★＝２点・☆＝１点）
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■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.509）
　　『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』
　 監督;J.J.エイブラムス　主演；デイジー・リドリー
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　　☆銀河系の彼方で帝国と反乱軍の戦いが描かれた“スター・ウォー
　　ズ”サーガの第一作目１９７８年の公開から早３７年もの間いくつ
　　かのシリーズが製作され、そして、ここに新たなる三部作のスター
　　トをきるこの冬、大きく話題に上っている。

　　ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが作り上げてき
　　た「スター・ウォーズ」シリーズを今回からは、「スター・トレッ
　　ク」「ミッション・インポッシブル」など数々の作品の製作者とし
　　て名高いＪ.Ｊ.エイブラムスが引継ぎ、ディズニー社が配給元とな
　　り、コマーシャル的に角度が大幅に変わってきた。主演レイ役に新
　　人のデイジー・リドリー、ストームトルーパーからの脱走兵フィン
　　役に、「アタック・ザ・ブロック」のジョン・ボイエガ、他、アダ
　　ム・ドライバーやオスカー・アイザックら新たなる出演者たちへの
　　期待感も高まる。

　　古くからのキャラクターＣ-３ＰＯやチューバッカとともにＲ２-Ｄ
　　２も出演し、新たにＢＢ−８も加わり、さらには、第一話からの出
　　演者ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャ
　　ーらが重要な役割を果たすべく出演し、かつてからのスターウォー
　　ズファンの気持ちを掻き立て、日本での公開初日の街はハロウィン
　　のコスプレでにぎわったときと同じくして騒然となった。

　　シリーズを通して、シンプルで力強いコンセプトと映像、魅力的な
　　登場人物とで、常に時代の話題に上ってきたシリーズでありながら
　　も、ディズニーは更に大きくプロモーションをかけていくようだ。
　　ましてや、３Ｄのクオリティが更に高くなっていて、宇宙での攻防
　　の描き方などの緻密さと迫力には手に汗握らせられます。

　　ハッピーエンドの『ジェダイの帰還』からの長い期間を経ての本作
　　への突入、そして、謎めくストーリーとこの先も描かれるであろう
　　続編への期待と新たなる出演者たちの新鮮な息吹で、ますます楽し
　　みのスター・ウォーズです。

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■主にアニメ映画を見てきた。（No.007）by ＭＡＲ
　　『DENKI GROOVE THE MOVIE? −石野卓球とピエール瀧ー』
　　監督：大根仁　
　　インタビュー出演：砂原良徳・CMJK・スチャダラパー・日高正博ほか
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　　電気グルーヴとは何であるか。
　　1989年に大阪でデビューライブを行って以来、今日に至るまで
　　何者でもない、誰も聴いたことのない音を鳴らす
　　唯一無二のグループとして、活動を継続している。

　　デビューライブからの膨大な映像資料と
　　元メンバーやスタッフ、他のアーティストらの証言から
　　彼らのヒストリーとその正体について迫る。


　　これまで彼らの楽曲はほとんど聴いてこなかったので
　　(オリコン上位に来た『N.O.』『Shangri-La』くらい)
　　何もかもを新鮮な感覚で見ることができました。

　　最初はパンクとヒップホップを掛け合わせたような所から始まり
　　石野卓球がＵＫに旅行して当時のレイヴ・カルチャーの洗礼を受け
　　一気にテクノへ傾倒していく、ラディカルさ。
　　圧巻は1994年のTOKYO BAY NK HALLでのライブ映像。
　　まんまレイヴですよ、これ。
　　それに今回知った『虹』という曲は、今流行のＥＤＭの
　　まさに先駆けと言ってもいい。

　　そして紆余曲折の末、2014年の苗場・FUJI ROCK FES.
　　GREEN STAGE (会場内で一番大きな場所です)での圧巻のプレイ。
　　このドキュメンタリーで最も使われている映像でもあります。

　　また全編のナレーションは英語(日本語字幕つき)で
　　商品化や海外での上映も期待されます。

　　12/26から２週間の限定上映でしたが
　　関東・関西を中心に一部で１週間延長が決まりました。
　　ぜひ、体験してみてください。

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■石男的衛星電影案内（Vol.782） 1/9〜1/15 by.STONEMAN
　　　　
　　★今週の石男が選ぶオススメの１本
　　＜ＮＨＫ・ＢＳプレミアム＞ デジタルBS-103ch
　　1月12日（火）21:00
　　『バブルへＧＯ！！　タイムマシンはドラム式』（'07 日本）
　　監）馬場康夫　主）阿部寛、広末涼子
　　※経済破錠の危機に陥った現在（２００７年）の日本を救うため、財
　　　務省の下川路はある計画を進めていた。それは、過去をさかのぼっ
　　　てバブル崩壊をくい止め、歴史を変えるという驚きの作戦だった。
　　　ところが、タイムマシンの開発者・田中真理子が１９９０年の東京
　　　にタイムスリップしたまま行方がわからなくなってしまう。そこで、
　　　真理子の娘で借金返済に追われるフリーターの真弓が、母親を捜す
　　　ためタイムマシンに乗り込むことに…。

　　＜ＧＹＡＯ！・無料動画＞ http://gyao.yahoo.co.jp/
　　『クワイエットルームにようこそ』（'07 日本）
　　監）松尾スズキ　主）内田有紀　
　　※目覚めると閉鎖病棟に拘束されていた!?　絶望と再生の14日間を描
　　　く、コミカルな人間ドラマ。内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょ
　　　う、妻夫木聡、大竹しのぶら豪華キャストの共演も見逃せません。
　　　監督・原作・脚本は「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」
　　　の脚本を手がけた松尾スズキ。【あらすじ】仕事も恋愛もうまくい
　　　かない28歳のライター佐倉明日香。ある日目が醒めると、なんと白
　　　い部屋の中に拘束されていた。そこは閉鎖病棟の中にある、通称「ク
　　　ワイエットルーム」。明日香はどうしてこんなところにいるのか？
　　　そして無事に「日常」に戻ることができるのか!?
　　　★1/24まで無料配信中

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■編集後記
　　☆キネマ旬報ベスト・テンが発表されましたね。日本映画は観た作品が
　　多かったですが、外国映画は見てない作品が多かったです。

　第８９回キネマ旬報ベスト・テン

　日本映画
　　１：恋人たち
　　２：野火
　　３：ハッピーアワー
　　４：海街diary
　　５：岸辺の旅
　　６：GONIN サーガ
　　７：この国の空
　　８：ソロモンの偽証 前篇・事件、ソロモンの偽証 後篇・裁判
　　９：母と暮せば
　１０：きみはいい子、ローリング
　
　外国映画
　　１：マッドマックス 怒りのデス・ロード
　　２：アメリカン・スナイパー
　　３：アンジェリカの微笑み
　　４：バードマン　あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）
　　５：黒衣の刺客
　　６：神々のたそがれ
　　７：セッション
　　８：雪の轍
　　９：インヒアレント・ヴァイス
　１０：おみおくりの作法

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