何も知らないままでいるのが あなたを傷つけてはしないか

新年早々教習の予約忘れたッ！
　
……というわけで今日はつばっちゃんの古傷回復デーになりました←

今回回復させるのはフロントのブレーキキャリパーです。
くたびれたネジと破れたブーツと腐食で固着したスリーブを総とっかえです。
全部取ったらはっせんえんぐらいしました。はい。
しかしここは部品が出るだけありがたいと思うところです。ええ。

行く途中に雨が降ったり止んだりしていて
「だるいだるい超だるい　もう帰りたい」
というねこるとには珍しいテンションで職場へ。

昨年末に買ってあった部品を私物ロッカーから引っ張り出していざ交換作業です。
あちこちのブーツが切れたり破れたりしている上、
右キャリパーなどはパッドピンのストッパーがいつの間にか脱落してワイヤリングで止めてあるという
体たらく。
そして極めつけがこれですわ。



これはブレーキキャリパーを車体に固定するためのボルト
ネジ山の一部が伸びてるのがお分かりいただけるだろうか
原因は言うまでもなくネジの締めすぎです
必要以上にがっしがっしと締め込んだため
ボルト全体がネジの噛んでる先端と締め込んでるネジ頭部分の両端から引っ張られる格好になり
結果中央がぐにーんと伸びてしまったのでござる

ト　ル　ク　管　理　っ　て　大　事　だ　ね　！　！

じつは不肖ねこると.45
同様の事案をチェリーのリアブレーキでも発生させた事がある
しかしここまで芸術的な形状とはなっていなかった
つばさの左ブレーキキャリパーは
アンチノーズダイブのピストンを押す構造上
固定した状態でも回転方向に若干動く
つまりネジをグッと締めた力がその分わずかに逃げるので
締め込み加減が掴みづらかった+じわじわと力が掛かって見事に伸びた
という事なんではなかろうかと

トルク管理って(ry

……というわけで
腐食で穴に詰まったスリーブが抜けなかったり
ゴムブーツが上手くはまらなかったり
四苦八苦しながら一時間半ほどで作戦完了

結果、明らかにブレーキの効きが向上しました
特にタッチは今までのぐおー、がっつん！
という感じが消え
チョンチョンかけてもクイクイ反応する感じに
これは素晴らしい
ていうかこれが正常か←

同時にアンチノーズダイブが本気を出し始めたような気がする
ブレーキング時の違和感がフォークOH直後よりも増した
これが正常なのか
ちょっと調整しよう

今回変えたのはボルトとかゴム製のカバーとかそんなんばっか。
しかしこのあたりの摺動部がスムーズに動くことで
全体の操作感がここまで変わってくるとは
当たり前の話なんだけど、改めてちょっとびっくりでござる

やはりバイクとは消耗品の塊であるなぁ
と痛感していたら
作業終了後新たな消耗部品が発見された

次は、
イ　ン　シ　ュ　レ　ー　タ　ー　だ　ッ　！　！

頑張れつばさ
負けるなつばさ

五月には舞鶴までお出かけの予定だぞ

あ、
頑張るのは
俺だった