原油価格に見る 「所得の再分配」の不履行で内なる不満が溜まる。湾岸に内なる火の手が上がり、外からも不満が燃え上がる。WTI原油価格の推移(年次)を見ると2004年のアテネ五輪時に40ドルを超えた。その前は20ドル前後を推移していた。日本ではガソリン価格がリッター90円台だったのだ。今よりもズッと安かった。当然灯油も18ℓ800円台。それが2008年の北京五輪時には100ドル目前にまで急騰した。ガソリン価格がliter200円目前の頃だ。日本の経済も原油高でにっちもさっちも行かない状態だった。この原油高が約10年続いて来た。この間、オイルマネーは世界を支配した。そして貧富の差は爆発した。今回の中東のスンニ派とシーア派の部族対立は原油価格が真相を暴いてくれると思うのですが???
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