mixiユーザー(id:5739260)

2016年01月06日00:14

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まさか。

年末に取引先を訪問した際に自分の保有している原油関連の株式で売り抜けることに成功したという話になった。その時に話が転じてエネルギー革命の話題となった。

アメリカでシェールオイルが採算に乗ったレベルで採掘され、市場に出るようになった。
それによって、原油の下落が激しい。
中国の景気減速による要因も大きいとは思うけど、シェールオイルの要因も十分に強いだろう。

アメリカはシェールオイルが採算に乗っていないにも関わらず、オイルの採掘を止めない。

その裏側のストーリーを取引先の社長の推測も含めた意見を聞いた。
それが着々とその社長の言う通り動いている。


アメリカがシェールオイルを採算が合わないのに採掘し続け、さらに輸出の解禁にも踏み切った理由は世界の原油市場の主導権を握りたいから。

現状、OPECに握られているのが事実。
しかし、アメリカはそれをぶっ壊すためにシェールオイルを武器にチキンレースに持ち込み、さらにそれの輸出の解禁をし、どんどん原油の相場を下げて、中東諸国やロシア、イスラム国の経済の弱体化を狙う。

2か月前くらにOPECが減産の足並みがそろわなかったのは中東勢がもう苦しいからに他ならない。
資金力のあるサウジアラビアはまだしも、ほかの諸国はもう破綻寸前だろうというのは噂。

そして、このタイミングでサウジアラビアとイランの国交断絶。

宗教的な対立が表向きではあるが、原油の利権が絡んでいるのは間違いないだろう。
この状況を鑑みると。

おおよそざっくりした内容ではあるが、根底にあるのは原油の下落による中東諸国の経済の疲弊は間違いないと思う。

取引先の社長は年末の12月の初旬の時期に中東で決定的な対立が起きると予測してたよ。

そして、このタイミングでサウジとイランの国交断絶。
先見の明のある社長で、前々から一目置いていたけど。
やはり、スゲェと思ったわ。

まだまだ世の中の現実をそういう見方で見る洞察力はないが、世の中をそのように洞察出来れば強いだろう。

それが当たってようと、外れていようと、そういう思考回路は必要だろうから。
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