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2016年01月04日00:14

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ラマディ脱出住民、IS支配の恐怖を証言

ラマディ脱出住民、IS支配の恐怖を証言
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%87%e3%82%a3%e8%84%b1%e5%87%ba%e4%bd%8f%e6%b0%91%e3%80%81is%e6%94%af%e9%85%8d%e3%81%ae%e6%81%90%e6%80%96%e3%82%92%e8%a8%bc%e8%a8%80/ar-BBo8V3I#page=2

〜〜〜引用ココカラ〜〜〜

 【ハバニヤ(イラク)】
ウム・ムスタファさんは12月下旬、家族と共に戦線を突破、イラク中西部の都市ラマディを脱出した。徒歩で4時間、末の息子を両腕に抱きかかえてイスラム国(IS)の銃弾をかわした瞬間もあった。

 これほどの危険を冒してもISが支配するラマディという地獄で暮らすよりはずっとましだとムスタファさんは言う。ラマディではムスタファさんと夫、5人の子供たちは飢餓寸前にまで追い込まれ、ISがイラク軍の攻撃をかわすための人間の盾として利用されていた。

 「生き延びられるとは思っていなかった」。先月31日、ムスタファさんはイラクの首都バグダッドから約80キロメートルに位置する町ハバニヤの郊外にある国内の避難民向けのキャンプで語った。「目が覚めるたびに信じられない思いがする。私たちにとってこれは奇跡だ」

 イラク政府は12月28日にアンバル州の州都であるラマディを奪還したと発表。それ以降、このキャンプに収容された民間人は数百人に上る。ISはまだラマディの東にある地域を支配しており、戦闘は1月1日も続いた。アンバル州の評議会によると、この地域では今も約200家族が人間の盾にされている。

 ムスタファさんなどの話からISの野蛮な戦略が明らかになった。自爆テロや偽装爆弾が仕掛けられた住宅、人間の盾、裁判なしでの処刑はISの卑劣な戦略にとって欠かせない要素であり、生き残りのカギを握っている。こうした戦略のおかげで、人数の少ないISの部隊でも、規模も装備もはるかに上のイラク軍を何カ月にもわたって撃退し続けているのだ。 

 イラク軍のハミード・アル・ファトラウィ准将は「今のわれわれにとって真の敵はラマディなどの都市でダーシュ(アラビア語でのISの蔑称)が行っている卑劣な戦術だ」と語った。ファトラウィ准将はこの数週間、ラマディ西部でISと戦闘を続けてきたイラク軍の第8師団を指揮している。

 イラク軍がラマディ奪還を宣言してから5日目となる1日、イラク兵士たちはまだISの戦闘員が残した即席爆発装置(IED)の捜索を行っていた。

 ラマディから逃れた民間人の多くは「ハバニヤ・ツーリスト・シティー」という古いホテルに収容されている。州政府はこのホテルを避難民のキャンプに転用、敷地に約200のテントを設置した。

 国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)のイラク副代表グレイニー・オハラ氏によると、援助機関やイラク政府が現在、250のテントを追加で設置する手続きを進めている。

 オハラ氏によると、援助機関はまだ避難民の正確な人数を把握していないが、用意されたテントは6人の家族が入れる大きさだという。オハラ氏はこのキャンプの避難民が3000人をはるかに超えるとみている。

 キャンプにいるのはほとんどが女性と子供だ。イラク軍はラマディを脱出した成人男性全員を近くの軍の施設で拘束し、ISのメンバーや同調者でないことを確認するために尋問を行っている。

 アンバル州評議会のファレ・アル・エサウィ副議長によると、イラクの情報機関と警察の職員で構成する委員会によって戦闘年齢の男性を一人ずつ審査している。

 エサウィ氏は先月30日、難民キャンプを視察しながら「疑わしいと判断された人物は裁判所に送られる。それ以外は十分な敬意を払ってここに連れてくる」と語った。

 ムスタファさんなど29日にハバニヤに到着した女性たちは夫について心配しているものの、ISの支配から解放されるなら尋問など大した問題ではないと語った。

 シリアのラッカやイラク北部のモスルといった大都市では、ISは住民の忠誠心を獲得しようと、統治システムの構築や法と秩序の確立を目指した。ただ、ムスタファさんなどによると、ISはラマディの住民に対しては親近感を持たせるような努力はほとんどしなかった。

 ラマディは昨年5月、ISに制圧され、それ以降はISの前哨基地として絶え間ない攻撃にさらされた。ISは厳しい戦時体制を敷き地元商店から食料を略奪、住民は飢餓状態に置かれた。

 「医者もいなかった。食べ物も水もなかった」とムスタファさんは振り返った。「本当に悲惨な生活だった。でも殺されるから口を開くことはできなかった」

 先月末に8人の子供と共にラマディを脱出したウム・ムハメドさん(54)の話では、ISの戦闘員を追い払おうと買収を試みて数百万ディナールの金を失った住民もいるという。

 ムスタファさんと夫は、このままでは5人の子供が飢え死にすると思い、ラマディ脱出を決意した。がれきの間をぬって歩き、建物の陰で小さくなっては銃弾から身を守った。パトロール中の戦闘員に怪しまれると、食べ物を探しているだけと答えた。

 ムスタファさん一家は途中、4軒の住宅に身をひそめてながら、イラク政府が支配下に置くラマディの西のはずれにあるアジジヤ地区に向かってゆっくりと進んだ。遠くの建物にイラクの国旗を見つけると、それを目指して走った。

 ISの戦闘員は逃げるムスタファさん一家に向けて発砲したが、当たらなかった。地面に身を伏せたイラク政府の狙撃手が援護射撃をしてくれたおかげで一家は危機を免れた。

 しかし、イラク軍の支配地域にたどり着く前に、ムスタファさんたちは建物の裏で身動きが取れなくなり、ISとイラク軍のそれぞれの支配地域の間に取り残された。

 イラク軍の兵士は拡声器を使って一家に走り続けろ、と叫んだ。しかし、ムスタファさんはためらった。イラク軍はラマディを逃れてきた民間人を捕らえて虐殺するとISが言っていたことを突然思い出したからだ。

 しかし、一瞬のためらいののち、ムスタファさんはISに支配されて生きるよりひどいことはないと考えたという。5カ月の息子を腕に抱き、ムスタファさんは通りに飛び出した。残りの子供たちも後に続いた。最後の数十メートルを走り、イラク軍が守る安全な場所にたどり着いた。

〜〜〜引用ココマデ〜〜〜



元記事が全て英語だったので、MSNの方を引用しました。
150文字ではURL打てないので日記にて。

まあ、何と言うか、ダーイッシュは人間が考え付くあらゆる蛮行に手を染めてますからね。
私等が平和に日本で「あけおめ☆ことよろ!」とか言ってる間にも、中東やアフリカ等ではこういう事が起きているわけで。

こう言う連中を持て囃して「コーランさえ守れば安全に暮らせる国」「米軍始めとした有志連合の空爆で危険に晒される事の方が多い」だのとほざいていたド変態毎日とかは、とっとと潰れりゃいーのにと思いますネ。

ちょっと海外の記事を見ればISILの蛮行は幾らでも出てくるんだけど、「最近影が薄い」とか能天気なことほざいてるお花畑もいるしね(パリで大規模なテロが起きたのは記憶に新しいはずなんだけど)

日本でもテロが起きないと言う保証はどこにもないわけです。
安全神話を守れる、危機管理がしっかり出来る国になってほしいですね。

というわけで、今年は暗殺教室とイカロス三昧でしたw
7日から暗殺教室の二期アニメが始まるようだし、それはそれで楽しみなのです。
今年も皆さんどうぞよろしくお願いします。
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