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2015年12月31日10:22

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仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス




 一度死んで蘇り、期限付きの命を燃やす青年・天空寺タケル。彼は英雄の力を得て戦う仮面ライダーゴーストだ。そして、ロイミュードとの争いを終え、ベルトさんに別れを告げた泊進ノ介=仮面ライダードライブ。
共通の敵・眼魔を追う中で出会った2人の仮面ライダーは、突如巻き起こった時空のゆがみにより、10年前の世界へ飛ばされてしまう!そこには進ノ介と知り合う前のベルトさん、今は亡きタケルの父の姿があった。

一方、過去へ“異物”が迷い込んだ影響で、現代では何とロイミュードが復活を遂げていた!マコト、剛、そして大切なものを守って散ったあの男も現れ、必死に食い止めるが、ロイミュードの力はより強まっていた。2人が現代に戻らなければ、人類が危ない。しかしタケルは父の命を奪う魔の手が迫ることに気づいていた…!彼は過去に残り、父を救う決意を固める。それが眼魔の手によって蘇った「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」が仕掛けた“罠”と知らず…。

最強の敵となった“英雄”が時を超え、世界を揺るがす大事件を起こす!(公式ウェブサイトより)







久しぶりにチビ息子と映画。夏休みはパスしたから仮面ライダーは一年ぶりかな。しかしながら、今回の仮面ライダーはいつになくおもしろかった。話の筋もわかりやすく、いつものように「だから、わけわからん」なんてことはなく、なんだか楽しめました。

私のような年代に対するサービスもバッチリで、仮面ライダーのまねごとをして瞬殺されてしまった片岡鶴太郎が「あの世」と「この世」の境目で、結局こちらに戻されるくだりなんかは確信犯。あなたたち、仮面ライダーで遊び過ぎだろ!ってくらいです。

そこに現れるのは竹中直人演じる仙人。「おまえは死んだんだよ」と言われて鶴太郎、「あの、ひとつ聞きたいことがあるんですけど」「なんだ」「あの、あちらの世界には、みんないるんでしょうか。その、例えば卜部かねこさんとか、会ってみたいんですが」に始まり「いるよ」「じゃ、あの人も?」と有名人を数人あげると「みんないるよ。丹波哲郎さんもいる。”あの世とこの世は地続きだ!”なんてね」みたいなことまで言って(丹波さんのセリフは違ったと思うけど、正確に覚えてなくて)、悪ノリする竹中直人。「じゃ、早速」とうれしそうにあの世に行こうとする鶴太郎に「待て!おまえはダメだ」「え〜、なんで」「まだだ。みんな、いるんだけどね〜。でも、おまえはダメだ」「いや、でも行きたいし」「ダメだ。まだもったいない。おまえにはやらなきゃならないことが、まだある。み〜んな、いるんだけどね〜」と、最後までいちびる竹中直人。で、結局そんなこんなでこの世に戻され、自分の葬儀中によみがえった鶴太郎でありました。

しかしながら、これがメインのお話ではなく(当たり前だ)、主たる話は、ドライブとゴーストがワームホールにより10年前に飛ばされ、それにより歴史が変わってしまいそうになり、必死でそれを防ごうとする、という「back to the future」と同じ構造。しかしそこには、「父さんが死ぬ日がわかっている」ゴースト(だから防ぎたい)の葛藤や、現在やり残していることがあるドライブにとっても自己に対する試練であった・・・というお話。もちろん、仮面ライダーだからハッピーエンディングなんですけどね。

いや、なかなかによくできた映画でした。年末だというのにすいていたし、自分の中ではヒットだったかな。
 
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